日本~米国間光海底ケーブルネットワーク「Unity」の共同建設協定締結について

No. 2008-055

2008年2月26日

KDDIは、このほど、Bharti Airtel Limited、Global Transit、Google、PacnetおよびSingTelと、日本~米国間光海底ケーブル「Unity」の共同建設協定を締結しました。本協定に基づき、上記6社は「Unity」を共同建設します。

「Unity」は、日本~米国間を直接結ぶ総延長約10,000kmの光海底ケーブルであり、2009年度第4四半期 (2010年1月~3月) の運用開始を予定しています。最新のDWDM (注1) 技術を利用することで、最大7.68Tbps (テラビットパーセコンド: テラ = 1,000ギガ、電話回線換算で約128百万回線 (注2)) までの容量拡張が可能で、急増する日本~米国間のインターネットや大容量化の進む企業間通信等の通信需要に対応します。また、日本においてAPCN2等アジア域の大容量光海底ケーブルとシームレスに接続することによりアジア~米国間の通信需要にも対応し、日本の通信ハブとしての地位向上に貢献します。

KDDIは、最大480Gbpsまで拡張可能な容量を取得し、今後ますます増加することが予想されるアジア、太平洋域における通信需要に対応し、これまで以上に信頼性の高い通信サービスを提供していきます。

  • 注1) DWDM: Dense Wavelength Division Multiplexing。高密度波長分割多重方式。
  • 注2) 1回線あたり64Kbpsにて換算。
  • ※ ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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