「次世代パーソナライズド情報提供システム」の開発について

KDDI株式会社
株式会社KDDI研究所

2010年6月23日

KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長兼会長: 小野寺 正) と株式会社KDDI研究所 (本社: 埼玉県ふじみ野市、代表取締役所長: 秋葉 重幸) は、このたび、携帯電話と映像配信システムとを連携させて、個人の状況や嗜好に合わせた番組・コンテンツ並びに様々な生活おすすめ情報を提供する『次世代パーソナライズド情報提供システム』を開発しました。

本システムでは、利用者はAndroid搭載のタッチパネル式スマートフォンを使用して、番組やコンテンツの選択、テレビ機器 (セットトップボックス) のリモコン操作、及び、外出先での情報収集 (天気、列車乗換案内、近隣飲食店案内) など、24時間の生活の中で必要な情報を、まとめて利用することが可能となります。さらに、本システムで提供される情報は、時間や位置を考慮した「状況推定技術」と、推定された状況や視聴履歴に基づく「嗜好推定技術」により、利用シーンに即した、おすすめ情報として最適化されます。

『次世代パーソナライズド情報提供システム』の特長:

  • タッチパネル式スマートフォンによる統合的ユーザーインターフェース
    Android搭載のタッチパネル式スマートフォンが、あらゆる情報へのアクセス窓口となり、簡単な操作で必要な情報に素早くアクセスすることが可能です。
  • おすすめ番組・コンテンツ視聴
    「嗜好推定技術」により、スマートフォンに対して、放送中の番組、放送予定の番組、ビデオ・オン・デマンドのコンテンツをおすすめ提示します。放送中の番組やビデオ・オン・デマンドコンテンツについては、テレビ機器 (セットトップボックス) の前でスマートフォン上のサムネイルをタッチするだけで、その場で視聴操作することができます。また放送予定の番組については、同様の操作で簡単に録画予約が可能です。
  • おすすめ生活情報提供
    「状況推定技術」と「嗜好推定技術」により、現在時刻と現在位置から推定した状況に応じておすすめ情報を提供します。例えば、利用シーンに適した付近の飲食店数件をおすすめし、合わせてクーポンや地図を表示します。また、列車乗換案内については、推定された出発地と目的地の自動入力により、経路の探索結果が自動表示されます。さらに、天気予報では、現在地の天気に加え、推定された目的地の天気予報を自動表示することが可能です。

また、2010年6月24日 (木) ~6月26日 (土) に開催される「ケーブルテレビショー2010」(場所: 東京都豊島区「サンシャインシティ」) のKDDIブースにて、『次世代パーソナライズド情報提供システム』をご紹介する予定です。

図: 動作のしくみ

  • ※ ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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