西濃運輸株式会社 KDDI株式会社 |
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2002.10.31 | |
au携帯電話を利用した配達完了データの送信システムを開発 〜インターネットなどによる貨物追跡サービスに即時反映〜 |
西濃運輸株式会社(本社/岐阜県大垣市、社長/田口 義嘉壽、以下、西濃運輸)とKDDI株式会社(本社/東京都新宿区、社長/小野寺 正、以下、KDDI)は、西濃運輸のセールスドライバーがハンディターミナルに入力した配達完了データをKDDIのau携帯電話を利用してセンターのサーバーに送信するシステムを開発しました。
携帯電話を利用した通常の業務連絡に加えて、配達完了データ伝送機能に対応したシステムは業界初となります。(システムの概要は参考資料(PDF 93KB)のとおり。) 本システムでは、データ送信に西濃運輸、セイノー情報サービス、KDDI、カシオ計算機、日立モバイルの5社で共同開発した赤外線通信IrDAの無線情報伝送技術を利用した小型転送機を使用します。この小型転送機を携帯電話に装着し、ハンディターミナルに収集した配達完了データを赤外線通信により携帯電話に転送し、リアルタイムにセイノー情報サービスのデータセンター側サーバーに送信され、同時にカンガルーオンラインシステムやインターネット・携帯電話を利用した貨物追跡サービスにも即時に反映されます。 これにより、社内の集荷指示などの業務連絡や配達完了データの送信だけでなく、セールスドライバーがお客様と直接電話やEメールで連絡を取り合ったり、携帯電話の貨物追跡画面でお客様の問合せに即時にお答えするなど、貨物追跡サービスにおける、より正確なお客様対応が可能となるとともに、事務所からセールスドライバーへの未反映情報に対する問合せが減少するなど、業務効率の大幅な向上が図れます。 全店への導入を視野に入れ、本年10月1日より西濃運輸大曽根支店及び近江営業所の2事業所において携帯電話100台を使用したトライアルを実施しております。
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