No.2003-032003.1.15

企業倫理・企業行動の強化に関する取組みについて




1.基本的な考え方
昨今、企業不祥事が相次ぐ中、日本経団連において「企業行動憲章」の改定が公表され、会員企業に対して、企業不祥事防止への取組み強化が要請されています。
このような状況の下、KDDIでは、企業としての信頼性を高めるべく具体的なアクションプランを策定し、企業倫理・企業行動の一層の強化を図ります。


2.具体的なアクションプラン
(1) 「KDDI行動指針」の策定
企業活動における法令、倫理等の規範遵守の精神を受け、これを簡潔・具体的に明示した「KDDI行動指針」を策定し、今月中に社内イントラネットに掲載するとともに、製本化して全役員・社員に配布します。
(2) 企業倫理遵守に向けた啓発活動の徹底
各種研修および各職場での勉強会等において、企業倫理遵守のための教育・研修の実施・充実を図り、啓発活動を徹底します。
併せて、監査室において企業倫理監査を実施し、状況について取締役会等に報告します。
(3) 企業倫理委員会の設置
企業倫理に関する事項について検討・審議するため、企業倫理委員会を1月8日に設置しました。委員会では、企業倫理に違反するような重要情報に関する申告があった場合、速やかに事態を解明し、適切に対処すること等の役割を担います。なお、委員長には、山本正博代表取締役副社長が就任しました。
(4) 「企業倫理ヘルプライン(申告窓口)」の設置
企業倫理に違反するような重要情報が現場から経営層に伝わるルートとして「企業倫理ヘルプライン」を1月8日に設置しました。
申告窓口としては、企業倫理委員会事務局内に社内窓口を設置する他、ヘルプライン担当弁護士による社外窓口も併せて設置し、当該情報がより伝達されやすい環境を構築しました。



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