KDDIの「ながらスマホ」撲滅に向けた取り組み
~安全・安心に利用できる社会の実現に向けて~
取り組み概要
スマホの普及に伴い、運転中や歩行中にスマホを操作する「ながらスマホ」とそれに伴う事故の増加が社会問題になっています。2017年にはながらスマホをしながら自転車を運転していた学生による歩行者の死亡事故発生、そのほか、自転車事故を起こした加害者へ多額の損害賠償を命じるケースも発生しています。KDDIグループでは、この社会的な課題解決に向け、自転車ながらスマホの撲滅と高額賠償への備えに関する意識向上を図るため、交通安全運動などと連動した取り組みを展開しています。
なお、KDDIは東京都と社会全体での自転車安全利用を促進する「東京都自転車安全利用サポーター」となり、東京都と連携した取り組みをより一層強化していくとともに、自転車の安全な利用の促進にも貢献していきます。
これまでの取り組み
2017年9月21日から10月31日の間、交通安全週間にあわせ、危険性を認知いただくための調査やキャンペーンなどさまざまな啓発活動に取り組みました。
2018年3月からは、リアルに危険性を認知いただくため、VR(バーチャルリアリティ)コンテンツの制作などさまざまな啓発活動を推進しています。
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自転車を安全・安心に利用できる社会の実現へ「自転車安全・安心プロジェクト」を開始
1.「自転車の安全・安心利用に関する意識調査」を実施
自転車の安全・安心に関する意識などの実態を浮き彫りにするため、日常的に自転車を利用する1,000名を対象にWebアンケートを実施、公開しました。
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2.「自転車ナビタイム」アプリでの啓発キャンペーン
自転車専用ナビゲーションアプリ「自転車ナビタイム」を立ち上げたスマホをポケットなどにしまい、アプリの音声ナビゲーションを使って「ながらしない運転」を5km体験する啓発キャンペーンを実施しました。
3.「自転車ながらスマホは危険!」の動画を制作
4.「自転車安全・安心プロジェクト」への賛同キャンペーン
プロジェクト内容を紹介した対象ポスト(ツイート)にリポスト(リツイート)する危険性認知の啓発活動を実施しました。リポスト(リツイート)数は30,000人を超え、多くの方に賛同いただいています。
5.「ながらスマホ」運転の危険性を検証する実証実験を実施
専門家や大学生と連携して、「ながらスマホ」をしながら自転車走行した場合の危険性を検証する実証実験を愛知工科大学の小塚一宏名誉・特任教授監修のもと実施しました。
<実証実験動画>
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