業績分析
連結損益計算書分析(3月31日に終了した各決算期)(※1)
売上高
エネルギー事業収入やモバイル通信料収入(ローミング収入等含む)の減少等があったものの、コーポレートDX・ビジネスDX・事業基盤サービスで構成されるNEXTコア事業の成長による収入の増加等により、前期比1.5%増となる5兆7,540億円となりました。
営業利益
NEXTコア事業の成長による収入の増加等があったものの、ミャンマー通信事業リース債権引当、低稼働通信設備の減損・撤去引当の計上やモバイル通信料収入(ローミング収入等含む)の減少等により、前期比10.7%減となる9,616億円となりました。
親会社の所有者に帰属する当期利益
営業利益の減少等により、親会社の所有者に帰属する当期利益は前期比6.1%減となる6,379億円となりました。
1株当たり配当金
年間配当金は前期比5円増配となる140円、連結配当性向は46.5%となりました。また、25.3期は5円増配の145円を予定し、23期連続DPS成長を目指します。
有利子負債()内は金融事業除き
借入金等が増加したことにより、有利子負債は前期末比7,430億円増(金融事業除き3,330億円増)となる2兆3,944億円(1兆8,733億円)となりました。
D/Eレシオ
有利子負債が増加したため、D/Eレシオは前期末比で0.13増の0.46倍となりました。
資産
退職給付に係る資産等が減少したものの、金融事業の貸出金、現金及び現金同等物等が増加したことにより、前期末と比較し、2兆2,225億円増加し、14兆1,461億円となりました。
資本
親会社の所有者に帰属する持分の増加等により、5兆7,972億円となりました。
設備投資額(支払いベース)
前期と比較し、カナダのデータセンター事業に係る有形固定資産の取得等による支出の増加等により、1,218億円増加し、7,493億円となりました。
フリー・キャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フロー(収入)は、前期と比較し、金融事業の貸出金や割賦債権等の営業債権及びその他の債権の増加幅が大きくなったものの、金融事業の預金の増加幅が大きくなったこと等により、6,276億円増加し、1兆7,065億円の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フロー(支出)は、前期と比較し、カナダのデータセンター事業に係る有形固定資産の取得等による支出の増加等により、1,000億円増加し、8,324億円の支出となりました。
- 参考情報
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