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安心・安全な情報通信社会の実現
- 重要課題
安心・安全な情報通信社会の実現
携帯電話やスマートフォンなどICTの急速な普及に伴い、社会の利便性が高まる一方、それらを通じた子どもたちのトラブルや、高齢者のデジタルデバイド (情報格差) などの課題が依然として存続しています。
KDDIは、「KDDIケータイ教室」の活動などを通じてリテラシーを高めてもらうための啓発活動を実施するだけでなく、受講者の満足度・理解度を主要指標として設定し、講座品質の向上に努めています。
主なKPI: 2014年度「KDDIケータイ教室」ジュニア向け講座満足度90点、シニア向け講座理解度80%
「KDDIケータイ教室」安心・安全講座の実施
KDDI、沖縄セルラー電話、KDDIグループ共済会 (注) は、子どもたちが携帯電話やスマートフォンを安心・安全に利用するために必要なルールやマナーを理解し、自らの判断でトラブルに対処する能力を身につけるために、「KDDIケータイ教室」安心・安全講座を2005年度から全国で実施しています。
ジュニア向けケータイ教室を、小学生、中学生、高校生、保護者・教職員の方々向けに積極的に実施した結果、2014年度は、前年度比約3%増の計3,283回の実施、約57万人の方々にご参加いただきました。これにより、2005年度から2014年度末までの実施回数は累計3,179回、受講者数は累計約238万人に達しました。
また、シニア向け講座では、KDDI社員が講師となり、自治体との連携により地域の施設におうかがいします。auの簡単ケータイまたはスマートフォンを各受講者に1台ずつ貸し出し、実際の操作を投影した画面をご覧いただきながら携帯電話やスマートフォンの基本的な操作方法やメール、インターネットの使い方などを体験いただくものです。
2014年度は200回実施し、約3,600人の方にご参加いただきました。受講された参加者の皆さまからは、「さらに詳しい使い方や活用方法を知りたい」というご要望を受け、プログラムの見直しも行っています。
2015年度は、タブレットコースも新設し、シニアの皆さまが楽しく、かつ安心・安全に携帯電話やスマートフォン、タブレットを有効活用できるよう、皆さまの声に耳を傾けながら継続的にサポートしていきます。
「KDDIケータイ教室」安心・安全講座の様子
安心・安全な製品の提供
KDDIは、大切なお子さまが安心・安全にお使いいただけるさまざまな機能を満載し、耐衝撃設計も備えたau初のジュニア向けスマートフォン「miraie」、スマートフォンが初めてのお客さまでも安心してお使いいただけるシニア向けスマートフォン「BASIO」、幅広い年代のお客さまが使いやすい携帯電話を目指して、登録した相手へワンタッチで発信できる機能や、誰にでも見やすい画面表示、シンプルな操作で利用できるデザインなどを備えた携帯電話「簡単ケータイ K012」などを提供し、さまざまなお客さまのニーズにきめ細かに対応することで、製品面でもお客さまの安心・安全をサポートしていきます。