KDDIグループの沿革
2000年10月、長距離通信の第二電電株式会社 (DDI)、国際通信のKDD株式会社、日本移動通信株式会社 (IDO) の3社合併により発足したKDDI株式会社は、モバイル・固定通信の両事業領域で、M&Aなどを通じて事業基盤の拡充を進めてきました。
その結果、モバイルでは3G/4G LTEやWiMAXネットワーク、固定ではFTTHやケーブルテレビなど、さまざまなアクセスラインと、モバイル約6,400万契約 (注1) および固定ブロードバンド約880万契約 (注2) の顧客基盤を確立しており、その優位性を生かして3M戦略 (注3) を推進しています。
KDDIグループの主要な事業の状況
モバイル
2016年3月末のau携帯電話累計契約数は、前期末比5.6%増の4,591万契約となり、モバイル3社間におけるシェアは29.3%となりました。
このうち、KDDIの連結売上高の約7割を占めるパーソナルセグメントにおいては、スマートフォンの浸透率が58% (LTEに限定すると56%) まで上昇しました。
また、「WiMAX」および「WiMAX 2+ (TD-LTE)」サービスの提供を行うUQにおいても、2016年3月末時点で前期末比89.1%増の1,805万のお客さまにご契約いただいています。さらにUQは、MVNO事業者として2015年10月から「UQ mobile」の提供を開始し、MVNO市場における利用者の裾野拡大に取り組んでいます。固定ブロードバンド
2016年3月末のFTTH累計契約数は、前期末比7.6%増の375万契約となり、市場シェアは12.9%となりました。
ケーブルテレビにおいては、RGU (注12) 対象世帯数が、前期末比3.5%増の505万世帯となりました。
また、2015年9月末のJ:COMのケーブルテレビ有料多チャンネルサービス契約数シェアは、約5割を占めています。
FTTH・ケーブルテレビともに、auのお客さま基盤とのクロスセルを通じて、顧客基盤のさらなる強化および拡大を続けています。