セグメント別活動報告: バリューセグメント

「auスマートパス」をはじめとする会員サービスの魅力化

2016年3月末の「auスマートパス」会員数は、2015年3月末から158万増加し、1,447万会員となりました。

「ビデオパス」の取り組みでは、2015年8月より、動画配信事業において国内初 (注1) となる、通信キャリアのビッグデータ (注2) を活用した地上波番組連動のオリジナルコンテンツの共同制作を手掛けました。また、レンタル作品購入、楽曲購入に利用可能な「ビデオコイン」「うたコイン」の提供を開始し、「ビデオパス」「うたパス」会員への還元施策を実施しています。

  • 注1)
    2015年8月20日時点。KDDI調べ
  • 注2)
    「ビデオパス」「au ID」などの利用規約にてお客さまの同意を得ている統計分析データ (個人を特定する情報を含まない) に限ります

新規事業の開拓

J:COMは、2016年3月に、国内最大手のテレビ通販企業であるジュピターショップチャンネルの株式の50%を取得しました。

あわせてKDDIも住友商事株式会社からジュピターショップチャンネル株式の5%を取得しました。今回の資本参加により、スマートフォンとテレビ通販を組み合わせた新たなサービスに挑戦するなど、KDDIグループの持続的な企業価値向上を実現していきます。

新たなコマースサービスに挑戦

2015年8月より、KDDIの連結子会社である株式会社ルクサとの協業により、スマートフォン・パソコン・タブレットで、厳選された商品や体験型商品を簡単に購入できる、新たなネットショッピングサービス「au WALLET Market powered by LUXA」を開始しました。本サービスでは、物販に加えて高級レストランや舞台チケットなど、非日常の商品をタイムセール形式で提供しています。

金融事業の拡大

2015年5月にライフネット生命保険株式会社と資本・業務提携を行い、従来取り組んできたネット銀行 (じぶん銀行)、ネット損害保険 (au損保) に加えて、新たにネット生命保険の分野に進出しました。

2016年4月からは、出資企業が提供していた金融商品をauブランドとして再編成するとともに、auショップでの有資格者による対面でのサポートや、auの通信サービスとのセット割の提供を開始するなど、au経済圏の拡大に向けた取り組みを行っています。

【事業を通じた社会課題の解決】Twitter (R) を利用したアクティブサポート

スマートフォンの普及やSNSの利用者急増により、これまでは見えなかったお客さまのお困りごとやご不満などが"つぶやき"という形で可視化され、拡散されるようになりました。

お客さまからの電話での問い合わせやauショップ窓口への来店を待つだけではなく、SNSの中でも伝播力の強いTwitter (R) を使い、お客さまのお困りごとやご不満を能動的に探してアプローチする「アクティブサポート」を行っています。問い合わせを目的としない"つぶやき"に対して、「ツイートを拝見しました。お力になれるかもしれませんので詳しくお聞かせください。」などとツイートすることにより、解決のお手伝いにつなげています。SNSというオープンな場でお答えすることで、同時にその先にいる多くのお客さまのお困りごとやご不満を解消できるサービスとして、社外からも高い評価をいただいています。

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