セグメント別活動報告

グローバルセグメント 売上高 2,487億円 営業利益 319億円 EBITDA 438億円

海外での個人・企業向けの通信サービスおよびICTソリューション・データセンターサービスなどの提供

法人のお客さまに対して、データセンター「TELEHOUSE」を核としたICTソリューションをワンストップで提供するほか、ミャンマーやモンゴルなどにおけるコンシューマビジネスにも積極的に取り組んでいます。

主要な取り組み

海外における通信事業の発展に向けた取り組み

ミャンマーにおけるコンシューマ向け通信事業では、2017年5月に開始した1.8GHz帯のLTEサービスにおけるキャリアアグリゲーション (以下、CA (注1)) 技術の導入により受信最大300Mbps (注2) を実現しました。その結果、2期連続でミャンマーの最速モバイル通信事業者に認定されました (注3)。
また、2017年11月、モンゴルでは初めてCA技術を導入し、これまでの2倍となる受信最大225Mbps (注3) の高速データ通信サービスを開始しました。
ミャンマー・モンゴルともに、国内No.1シェアを誇る通信事業者として、引き続き事業拡大に向けた取り組みを進めていきます。

事業を通じた社会課題の解決

MPT職員の長期研修プログラム

KDDIは、ミャンマーのお客さま満足度向上と通信サービスのさらなる品質向上を目指し、MPT (注4) 職員の長期研修プログラムを開始しました。第1期生として、2017年7月から2018年6月までの1年間、MPT職員から選抜された技術系2名、事業管理系2名の計4名をKDDIで受け入れました。
本プログラムでは、日本語研修・基礎座学を行った後、第一線で活躍するKDDI社員による実務的な研修を実施しました。これにより、KDDIが長年の通信事業で培ってきた24時間365日サービスを提供し続ける日本の高品質なネットワークの技術や、競争環境の中で得てきた営業やマーケティング、サービス企画の知識・ノウハウを研修生に伝えることができました。
プログラム修了後、研修生はミャンマーへ帰国し、日本で身につけた技術やノウハウ、ビジネススキルを活かしてミャンマーの発展に貢献します。

  • 注1)
    複数の周波数帯域を同時に使い、束ねてデータ通信を行うことで、受信時の最大通信速度を引き上げます
  • 注2)
    ベストエフォート型サービス。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません
  • 注3)
    Ookla (R) 社の調査による「the Speedtest (R) Award」を受賞。2016年7月~12月、2017年1月~6月が対象期間
  • 注4)
    ミャンマー通信事業のパートナーであるミャンマー国営電気通信事業体
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