社外取締役メッセージ

社外取締役・独立役員 根元 義章 社外取締役・独立役員 大八木 成男 社外取締役・独立役員 加野 理代

社外取締役・独立役員 根元 義章

当社を取り巻く情報通信の世界は、常に先端技術を導入し社会インフラを構築し、世の中に大きく貢献してきております。現在、構築されている第5世代移動通信システム (5G) は、革新的技術の産物でありこれを利用することで、人々の生活を大きく変える可能性を秘めています。このような状況の中で、KDDIをはじめとする移動体通信事業者 (MNO) は、単に「低廉な料金」でサービスを提供するだけではなく、社会インフラである通信ネットワークシステムを安定維持し、必要な情報を、必要な時、必要なところに提供し、お客さまの生活を支える責務があると考えます。
私は2016年の取締役就任以来、これまで培った通信・ネットワーク工学および情報処理分野の知識や経験に基づき、研究開発、通信サービスの在り方などの観点からKDDIの取締役会において提言や意見交換を行ってまいりました。
今回、KDDIは新中期経営計画を発表しましたが、通信技術の変革を見据えつつ、サービスの変革を推し進めることができる内容になっていると考えています。
このようにKDDIが新しい分野に進んでいく中で、引き続き社外取締役の立場で当社のさらなる企業価値向上に貢献してまいります。

社外取締役・独立役員 大八木 成男

KDDIは、未来の情報産業社会のリーダー企業として大いに活躍することが期待されています。「通信とライフデザインの融合」はその取り組みの一つです。
私自身は通信とは別の、リアルな世界で事業経験を積んできましたが、リアルな製品やサービスを時間・空間を超えたバーチャルな場を通じて提供し、お客さまの利便性や、満足度を一層上げることに大変に興味を持っています。
今回発表の新中期経営計画の策定においては、長期間、広範囲にわたって詳細な計画を検討してまいりました。特にライフデザインやグローバルなどの成長分野や社会課題解決の取り組みについて、私も社外取締役として発言し、意見交換を行いました。
リーダー企業に求められる期待と使命は将来に向かってますます大きくなります。日本社会が抱える高齢化、地域格差、環境問題などの社会課題にも、真剣に取り組む使命があると考えています。
その挑戦に向けて、私も社外取締役として、自らの経験や見識を高めつつ、取締役会での活発な議論を行ってまいります。

社外取締役・独立役員 加野 理代

私が弁護士登録をしました1993年は、ちょうど日本で携帯電話が普及し始めたころでした。当時、業務で携帯電話事業に関する案件を担当するにあたって、新しいビジネスの一端に関われることに胸が踊ったことをよく覚えております。
その後、さまざまな変遷を経て、今、スマートフォンをはじめとしたモバイル通信は人々にとって非常に重要なライフラインとなっています。このたび、この重要なライフラインである通信事業、そしてそれを核として多岐に事業を展開しているKDDIの社外取締役に就任するにあたり、その責任を大変重く受け止めております。
非常に変化の激しい環境、社会の中で、KDDIがさらなる発展を遂げることができるよう社外取締役の業務に取り組んでまいります。初心を忘れず、私のこれまでの弁護士としての、そしてさまざまな公的な委員としての知見や経験を活かして、また長年のauユーザーとしての立場からも、取締役会で発言させていただきます。

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