2008年3月期第1四半期決算説明会 (質疑応答)
質問者1
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- ひかりoneのARPUのブレイクダウンが知りたい。
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区分としては、電話は音声収入、インターネットはデータ伝送収入、テレビは附帯収入に計上されているが、ブレイクダウンの数字は勘弁いただきたい。
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- ひかりone契約数純増が年間純増の目標と比べると低いのではないか? 下期に向けて拡販を進めるにあたり、どのような施策を考えているのか?
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計画自体が下期に多く取る計画であり、ほぼ計画通りという認識。施策としては、従来の量販店に加え、直販の強化、au系販路の活用などが挙げられる。
質問者2
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- 「誰でも割」の今期減収見込み額は200億円とのことだが、導入によるプラス効果がいつ頃から効いてくるのか? また、来期以降、その減収をどう補っていくのか?
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減収見込みの200億円には、解約抑止や他社からの流入によるプラス効果は織り込まれていない。算定の細かな前提条件について、「MY割」は100%移行するが、そのほかについては明言できない。来期の減収は未公表だが、モバイルビジネス研究会で話されている販売奨励金モデルの不公平是正を原資として吸収が可能と見ており、「チャレンジ2010」で掲げた利益目標への影響はない。
質問者3
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- auの獲得数を法人・個人に分けた場合、法人の目標に対する達成率は?
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対外的に、法人・個人に分けた目標を開示していないが、当社の契約数は昨年度比150%程度となっている。他社も含めて市場は活発に動いていると言われているが、現時点では他社の影響は受けていないと認識している。
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- 端末の割賦販売は導入するのか? また、割賦導入に対するインパクトを計画に織り込んでいるか?
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導入時期は明言できないが、お客さまのニーズが顕在しているのであれば、導入する方向で検討している。
質問者4
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- 販売コミッションが前年同期比で3,000円下がっているが、その理由は?
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端末調達単価の低減と、新規契約と機種変更台数の割合の影響。1Qの端末調達単価は、昨年度1Qが38,000円なのに対し、今年度1Qは36,000円となっており、継続的に取り組んでいるコスト削減の成果が出ている。
質問者5
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- 「誰でも割」の導入に関して、割賦などの導入により流動が低下する前に契約数を伸ばしたいとの気持ちはわかるが、業界全体へ与える影響が大きいとは考えなかったのか?
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数年前のKDDIと比べ、業界に与える影響が大きくなっているのは事実だが、「誰でも割」は、ドコモの新料金プランに対応するとともに、わかりやすい料金体系の導入を目指したものである。
質問者6
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- WiMAXの免許取得についてどう考えているのか?
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参入の際に主導権を取りたいというスタンスは変わっていない。
当社の対応については、総務省からの正式発表があるまでお待ちいただきたいが、あらゆる可能性を考えて準備はしている。
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- JCN (ジャパンケーブルネット) グループ連結のシナジー効果なども含め、FTTH-CATV戦略について聞きたい。
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今期の連結化の影響としては、本決算でお知らせした数字 (通期で営業収益326億円、営業利益10億円) から変更はない。営業面では、CATV100社に対してケーブルプラス電話の業務提携交渉を進めているところ。
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- CATVの光ファイバ化のスケジュールは?
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CATV事業では今すぐネットワーク統合しようとは考えていない。むしろ映像ノウハウの取得によるシナジーを期待している。将来的にはCATVも光ファイバ化される時代が来ると思っているが、ラストワンマイルも含めて光化される時がネットワーク統合時期だと考えている。
質問者7
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- 今まで純増シェアトップを守ってきたことがブランドイメージの構築に寄与してきた部分があると思うが、他社が大きく水をあけてトップになっている今、純増シェアをどうとらえているのか?
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社員には、販売コミッション単価を上げずにシェアを伸ばすようにと言っている。イメージだけではなく、マーケットやブランド力にも大きく影響するため、純増No.1でありたいと思っている。
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- 社内で指示されているのはコミッション単価だけか? 料金には手を付けても良いのか?
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将来的に、「料金」の話は通信料金と端末料金を絡めた形で考えていかなくてはならないと思っている。
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