2007年6月 社長会見

日時 2007年6月13日 (水) 13:30~14:30
場所 虎ノ門パストラル

2.5GHz帯免許割当方針、モバイルWiMAXについて

NTTのIP網障害について

移動通信事業

固定通信事業

景気

  • 金利が上昇傾向にあるが、産業界への影響をどう見るか。
    当社の借り入れは約9割以上が固定金利であり、また有利子負債の返済が進んでいることから、現状の金利では影響ない。大手企業についてはさほど影響はないと思うが、中小企業については影響度合いが分からない。
    ゼロ金利より、金利がつく方が消費者にとっていい面もある。今後、退職者数が増えていけば、退職金の運用にあたり、金利の上昇が個人消費にとってプラスに働くだろう。
  • 有利子負債について、水準の考え方や、今後の見通しを教えてほしい。
    合併後5年間は有利子負債の返済を経営の最優先課題としていたが、今は成長への投資が第一順位。成長性が担保できる事業分野があれば、有利子負債を増やしてでも投資に向ける。ただし、まだ具体的な案件はない。起債については現時点で検討していない。
  • 景気回復を実感しているビジネス分野は。
    コンシューマ向けは景気に左右されにくい。法人向けにおいては昔のフレームリレーからより良いサービスに移ってきているが、景気の影響というよりも社内ネットワークをより強化するという観点の動きだと思う。
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