2010年4月 決算社長会見

日時 2010年4月23日 (金) 15:00~16:15
場所 東海大学校友会館 阿蘇の間
発表案件

決算

人事

ジュピターテレコムへの資本参加

SIMロック

  • SIMロック解除に対するKDDIの考えは。
    現時点でSIMロックを解除しても、お客さまの使い勝手が大きく変わるものではなく、KDDIにも大きな影響はないことを理解していただきたいが、SIMロック解除に反対してはいない。
  • SIMロックを解除した場合、携帯電話端末の販売にどのような影響があるのか。
    海外メーカーが日本独自の周波数に対応した携帯電話端末を製造するのであれば、端末の販売の在り方に影響があるだろう。
    現在は、携帯電話事業者がリスクを負って、メーカーに依頼し、日本の周波数に対応した端末を製造してもらっている。日本では、事業者毎に割り当てられている周波数帯が異なり、また、エリアをカバーするために使用している周波数帯にも違いがある。通信方式と周波数の双方の違いに起因する問題で、メーカーがリスクを負って、すべての通信方式や周波数帯を網羅する端末を製造するのであれば、SIMロックを解除する利便性は出てくるだろう。
    GSM陣営は、LTEも含めて、可能な限り周波数などを合わせるようにしているため、メーカーがSIMロックを解除した端末を製造しやすいが、昨今では、事業者独自の機能を搭載したオペレータブランドの端末も増えつつある。
    SIMロック解除の在り方は、基本的にお客さまの選択によるものであり、ビジネスの問題として民間に委ねる方が適当である。

NTTアクセス分離

そのほか

  • 小野寺社長は、Twitterは利用しないのか。
    Twitterは便利ではあるが、責任の管理が難しいので、利用する考えはない。
  • 本日、NTTドコモがライフログへの取り組みを公表したが、KDDIの取り組みは。
    KDDIは、「ライフログ」という言葉を使用していないだけであり、すでに携帯電話のサービスの中に取り込んで提供している。ただし、スマートフォンの方が、よりお客さまにとっては使いやすいので、今後は、スマートフォンの強化を通じて、取り組みを進める。
    また、ライフログをサービスとしてより高めていくためには、携帯電話と固定通信と合わせたトータルの形で、FMCサービスとして提供することが必要だ。
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