2004年10月 決算社長会見

減損前倒しなどに関して

コミッション、定額制関連

モバイルソリューション関連

メタルプラス関連

光プラス関連

800MHz周波数、プリペイド携帯関連

  • 800MHz帯の問題についてどう考えているのか。
    周波数の使い方が諸外国と違っていること、および周波数が分割されていて使い勝手が悪いことから、現在、周波数帯の再編成を行っているところである。再編成を行うとコストがかかるが、国の方針でもあり、アメリカ、韓国とも周波数帯の使い方が同じになってローミングがやりやすくなるというメリットもあるので、総務省の意向に従う。周波数変更を行った後、現在利用している15MHz分を利用させていただくということは当たり前であり、これは新規割当てではない。ソフトバンクは何か勘違いしているのではないか。
  • プリペイド携帯の問題についてどのように考えているのか。
    ドコモが廃止したいと言っているが、当社は、海外から日本に来た方には使い勝手の良いサービスであると考えており、本人確認をきちっとすれば問題ないと思う。諸外国に比べて日本だけプリペイド利用率が低い。法律で決まれば従うが、お客さまのことをもっと考えても良いと思う。ただし、仮にプリペイド携帯が廃止されても経営的に影響はない。

ソフトバンク関連

新潟の災害関連

  • 新潟で災害があったが、災害対策について考え方を教えてほしい。
    auの1基地局がいまだ停波している状況である (山古志村の1局) 現在、ほかの基地局は稼動している。新潟はauのシェアが一番低い地域であるが、基地局をしっかり設置していた。今回は、他社に比べて携帯電話の絶対数が少なかったので、復旧は早かったと思う。問題だったのは電源についてであり、基地局のバッテリーの持ち時間が必ずしも充分でなかった。今回、当社は新潟だけでなく関東、北陸からも移動電源車を送った。それにより、かなりをカバーできた。今後は、今回を反省し、災害対策に対して見直しをかけていきたい。ただ、コストがかかる問題なので、よく検討しながら災害になっても必要最低限のトラフィックは確保できるようにしたい。

電話加入権関連

  • 加入権の問題に関して、どう考えているのか。
    会社として見た場合、連結で約28億円を資産として持っているので、償却方法など何らかの対策を講じてほしいという考えをもっている。事業者として見た場合、電電公社が民営化された20年前から問題であることがわかっていたことであり、携帯電話の場合、数年かけて廃止した経緯もあるので、なぜ、いままで放置してきたのか、対応が余りにも遅すぎるのではないか。
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