プレゼンテーション資料23ページの通り、前期の3Qは日本基準よりIFRSの方が232億円、営業利益が大きくなる。理由は3点あり、減価償却方法の変更等による影響が、1Q及び2Qと比べて、マイナス幅が大幅に縮小したこと、iPhone6が多く売れ2Qに比べ3Qの在庫が減少したことによる物流在庫評価減と市中在庫のコミッション見積計上額の影響で営業利益を押し上げていること、その他、海外子会社の収益影響により、前期3QのIFRS営業利益が同期日本基準の営業利益と比べ大幅増益となったことから、3Q比較では減益にみえている。販売奨励金については、3QはMNPにおける市場が活性化しているためコストが出ているが、一方で毎月割の水準を対前年同期比で抑制した結果、売上面でのARPUはプラスにコントロールできており、良好なオペレーションであったと考えている。3Q減益は、前期のIFRSの影響とみてほしい。通期での利益進捗では順調に伸びている。