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お客様情報流出の再発防止に向けた情報セキュリティ強化対策について
KDDIは、本年6月13日に報道発表しました、2003年12月18日時点のDIONお客様情報が流出した事実を厳粛かつ重大に受け止め、全社的な情報セキュリティの再点検を実施しました。この再点検を踏まえ、再発防止に向けて、情報セキュリティの強化対策を策定し実施します。
当社は、セキュリティ技術の進歩や2005年4月の個人情報保護法施行等に合わせ、情報システムに接続する端末としてThinクライアント端末 (注) を導入したり、システムルームへの入退室にあたり指紋認証システムを導入するなど、技術や環境の変化に応じ、情報セキュリティの高度化対策を実施してきました。
しかし、この度、お客様情報が流出した事実を真摯に受け止め、全社の情報セキュリティの実態について緊急再点検を実施するとともに、再発防止に向け、情報セキュリティの最先端技術を踏まえたより高度な情報セキュリティ環境を実現するための具体的な施策について検討を進めてきた結果、別紙のとおり、情報セキュリティのより一層の強化対策を実施します。
| 注) |
クライアント端末にハードディスク等の記録媒体を持たないでサーバにアクセスする端末
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お客様情報の流出経路については、社内調査により、当該情報を管理するシステムに接続された開発・保守用のPCから流出したものと判断しています。なお、外部への流出経路については、当社において現在調査を続けるとともに、警視庁の捜査に全面的に協力し、その解明に努めています。
当社は、数多くのお客様情報を取り扱う通信事業者としての立場を改めて強く認識するとともに、全社一丸となって再発防止策を着実に実施することにより、当社への信頼を回復していく決意です。
この度はお客様をはじめ関係各位の方々にご迷惑をおかけしましたことを、重ねて深くお詫び申し上げますとともに、情報セキュリティの強化対策につきまして、何卒ご理解賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
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