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台湾南方沖地震による被災海底ケーブルの復旧について
No. 2007-039
2006年12月26日 (火) に台湾南方沖で発生した地震により、おおよそ250kmの範囲にわたり、9ケーブルシステム19区間の光海底ケーブルが被災し、香港、シンガポールなど特に東南アジア地域との国際通信サービスに多大な影響が発生いたしました。
多くのお客様に大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
当社国際通信サービスにつきましては、関係各国の通信事業者と密接に連携しながら、衛星や他の光海底ケーブルを利用した緊急迂回措置を実施いたしました。
また、同地域における海底ケーブル修理作業につきましても、7カ国2地域9社の通信事業者と共同で鋭意進めてまいりました。当社は海底ケーブル所有者及び保守責任者の立場から、子会社である国際ケーブルシップ株式会社が運用する海底ケーブル修理船2隻 (KDDオーシャンリンク及びKDDパシフィックリンク) を出動させ、被災した海底ケーブルの復旧作業を行ないました。
これにより、China-US、Sea-Me-We3、APCN等に続き、2月10日には当社の主要ルートであるAPCN2、2月12日にはFLAGの各ケーブルの修理が完了し、同地域の海底ケーブルはほぼ被災前の状況に回復いたしました。これにより、本障害により影響のありました当社サービスが復旧しましたことをお知らせいたします。
KDDIでは、従来より海底ケーブルルートの分散化を図ってまいりましたが、今回の地震被災によるお客様への影響を重く受け止め、より信頼性の高い伝送路網の構築を推進してまいります。
詳細は、別紙のとおりです。
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