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KDDI: ユビキタス・ソリューション・カンパニー

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ニュースリリース
2007年
KDDI通信モジュールの新モデル販売開始について
〜日本初GPS位置測位機能を標準搭載、CDMA 1X WIN対応モデルも投入〜

No. 2007-080

2007年3月28日

KDDIは、法人のお客様向けに、GPS位置測位機能「gpsOne™」(注1) を標準搭載したKDDI推奨通信モジュールの新ラインナップ3機種を、本年4月2日 (月) から販売開始します。
この度発売する「KCMV-200」、「KCMX-100」(京セラ製)、「WM-M200」(セイコーインスツル製) のラインナップにより、お客様のご利用用途やニーズによりきめ細やかな対応が可能になります。

〈通信モジュールの主な特徴〉
(1)  全機種に通信モジュールとして国内で初めて、GPS位置測位機能を標準搭載
GPSユニットを併用することなく、高精度な位置測位が実現でき、車両運行管理やフィールド作業員の管理等、正確な位置情報が要求される分野で活用できます。
(2)  最大2.4Mbpsの高速通信を実現「KCMV-200」(京セラ製)
CDMA 1X WINに対応し、高速大容量データの送受信が可能となります。電子看板等への画像データのやり取り、工作機械等への大容量プログラムの配信、カーナビへの地図データやコンテンツ配信などを短時間で行えます。
(3)  軽量化「WM-M200」(セイコーインスツル製)
従来モデルより約26%の軽量化により、ターミナルアダプタや、決済端末などの機器に組み込み易くなり、機動性を向上します。
(4)  全機種に「プロトコル変換機能」(注2) を標準搭載
お客様製品側から送出されるデータを自動的にTCP/UDPプロトコルに変換することが可能となり、製品開発時のコスト低減や開発期間の短縮が期待できます。

KDDI通信モジュールは、業務用車輌、産業機械、重機・建機、電力・ガスメーター、ハンディターミナル、セキュリティ端末、カーナビ等に組み込んでいただくことにより、運行管理、製品の稼動状況把握や遠隔コントロール、自動検針、在庫管理・受発注業務、モバイル決済、防犯対策、最新の交通情報や地図情報の取得など、お客様の業務の効率化や質の向上、新たな商品やサービスを実現しています。

なお、以下の展示会のKDDIブースにて、新通信モジュールの展示を予定しています。
「組込みシステム開発技術展」(会場: 東京ビッグサイト) 2007年5月16日〜18日
「組込み総合技術展 関西」(会場: マイドーム大阪) 2007年6月6日〜7日

注1)  GPSとCDMA携帯電話を組み合わせた位置測定システム。米QUALCOMM社が開発した。GPSは最低3機の衛星からの電波を受信して位置を測定するが、gpsOneではCDMA基地局からの位置情報を補完することにより、測位精度を向上させる。GPS衛星を2機以下しか補そくできない場所でも位置を測定できる。
注2)  通信モジュール搭載製品から送信される無手順データをTCP/UDPプロトコルへ自動変換する機能。


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