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「au design project」第7弾モデル「INFOBAR 2」の発売について〈別紙2〉
● 各界からの「INFOBAR 2」へのメッセージ | | | |
Brooke Hodge (ブルック ホッジ) さん (ロサンゼルス現代美術館建築・デザイン部門キュレーター)
「INFOBAR 2」、特に単色のタイプは、エレガントでありながら同時に機能的で、滑らかな形が素晴らしいと思います。本体を横置きにして動画を見るというのはとても独創的ですね。深澤さんの他の作品と同じように、この携帯電話も機能を犠牲にすることなく、ミニマルなフォルムに削ぎ落とされています。画面のインターフェイスも良くできていますね。
仲間由紀恵さん (女優)
「INFOBAR 2」のデザインのかわいさと、手に持ってしっくりくる感じにとても感動しました。
実は初代「INFOBAR」のNISHIKIGOIを私もずっと愛用していまして、前と同じ雰囲気を残しつつ新しい「INFOBAR 2」になったのがすごく嬉しいです。芸能界の役者さんであったり友達であったり、私の周りにも愛用者が多くて「INFOBAR 2」の発売を心待ちにしています。
前よりも機能もアップしていて全ての機能が入っているということなので、早く私も手に入れて使ってみたいと思っています。
タナカノリユキさん (アーティスト/クリエイティブディレクター)
「INFOBAR」といえば、今のデザインケータイの歴史のはじまりという感があります。
その2が出るということで、非常に楽しみにしていました。今流行りのデザインケータイみたいなものとは明らかに違う本当の、本物のデザインという感じがしました。僕らの中の潜在意識に眠っている共通感覚を呼び起こしてくれるデザインというのでしょうか、そこがすごいと思ったところです。
ですから皆さんも是非、触ってみてください。触るとすごさがわかります。僕も感動しました!
ナガオカケンメイさん (デザイナー)
うまく言えませんが、名前が好きです (笑)。「2」という。
それは単なる企業の利益優先型の「モデルチェンジ」的なものではなく、デザイナーの挑戦と、伝えたい「新しい感覚」の続編ということだと、感じています。
プロダクトデザインの常識を超える技術的側面と、深澤さんのしゃれの続編ということでは。
伝えたいことはシンプルなので、「2」で行く。そこが好きです。
坂井直樹さん (コンセプター)
「INFOBAR 2」は、とても完成度の高いケータイ・デザインに仕上がりました。
深澤さんはIDEO時代からディテール・キングと言われたくらい細部にもこだわる方です。
パーティション (型の継ぎ目) に至る隅々まで、とことん美しさを追求しデザインされています。
初代「INFOBAR」のデザインを踏襲しながらも、四角から丸へとデザインは大きく変わり、深澤さんらしく時代を捕らえています。スペースエイジ的なデザインを感じさせる曲面は、どの角度から見ても美しいケータイです。
●「INFOBAR 2」のデザイナー・深澤直人氏によるデザインコンセプト | | | |
新しいINFOBARは、まるで四角い飴が口の中で溶けて丸みを帯びはじめたかのようなかたちをしている。
矩形がオーガニックに変化する途中のかたちは、手に馴染み、ポケットにするっと入る。機械が人間の丸みに近づいていく様はINFOBARの進化と同期している。滑らかで艶やかな単一表面上に多彩な色の操作キーも表示画面も突起することなく配されている。
INFOBARは数ある携帯電話の中で一つのスタイルを確立し、バータイプの携帯情報機器として定番となった。それは無理のない操作感と携帯性が故である。
INFOBAR 2、新しい機能がその中にすべてある。それは愛されるかたちを継承している。
●深澤直人 (フカサワ ナオト) 氏の経歴および実績 | | | |
1956年山梨県生まれ。1980年多摩美術大学プロダクトデザイン科卒業。1989年渡米しデザインコンサルティング会社IDEO (サンフランシスコ) で8年勤務後帰国、IDEO東京支社を設立。2003年に独立しNaoto Fukasawa Design設立。「MUJI」CDプレーヤー、「±0」加湿器、「au/KDDI」INFOBAR、neonはMoMA (ニューヨーク近代美術館) 永久収蔵品に。B&B ITALIA、Driade、Magis、Artemide、Danese、Boffi、Vitraをはじめ、ドイツ、北欧など国内外の大手メーカーとのプロダクトを進行中。iF金賞 (ドイツ)、red dot design award、D&AD賞 (英国)、 IDEA (米国)、毎日デザイン賞、Gマーク金賞、第5回織部賞など受賞歴は50を超える。2005年Jasper Morrisonとともに「Super Normal」を設立。無印良品のデザインアドバイザリーボード。21_21 Design Sightのディレクター。2007年Vitra Editionに参加。武蔵野美術大学教授、多摩美術大学客員教授。著書に「デザインの輪郭」(TO TO出版)、共著書「デザインの生態学」(東京書籍)、作品集「NAOTO FUKASAWA」(Phaidon)。
●「au design project」について | | | |
2001年にスタートしたKDDIのデザイン開発プロジェクト。これまで国内外のデザイナーとのコラボレーションにより数々の携帯電話コンセプトモデルや「INFOBAR」、「W11K」、「talby」、「PENCK」、「neon」、「MEDIA SKIN」の6製品を発表。 "最先端テクノロジー" と "美" とが高いレベルで結びついた携帯電話デザインを通じて、人とモノ、人と人との心豊かな関係を追求する活動を展開。「INFOBAR」、「talby」、「neon」の3製品と「MEDIA SKIN」コンセプトモデルは、ニューヨーク近代美術館 (MOMA) 永久収蔵品に選定されている。
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