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KDDI統合プラットフォーム「KCP+」の構築完了について
〜2007年秋冬モデルの3機種より搭載開始〜
No. 2007-259
KDDIは、ソフトウェアの高度化・複雑化が進む携帯電話の開発における一層のコスト競争力の 強化を目的として、クアルコム社 (本社: 米国San Diego、CEO: Dr.Paul E.Jacobs) との業務提携により、先進技術を凝縮し、最新サービスの提供を可能とするKDDI統合プラットフォーム「KCP+ (ケイシーピープラス)」構築を完了しました。
本年12月以降発売予定の「W56T」「W54S」「W54SA」から搭載を開始し、今後搭載機種を拡大していきます。
従来より、KDDIではau携帯電話の開発において、ブラウザ、メーラーを初めとするモバイルインターネットにおける基本アプリケーションについて、クアルコム社のMSM™チップセットとBREWをベースにしたアプリケーションの共通化プラットフォーム「KDDI Common Platform」(KCP) において、各携帯電話間のソフトウェアの共通化を図ってきました。
「KCP+」では、基本アプリケーションにとどまらず、OSやミドルウェアを含めた携帯電話におけるソフトウェアのほぼ全域までソフトウェア共通化の範囲を拡大し、クアルコム社のMSM7500™と合わせ、KDDI統合プラットフォームとして携帯電話メーカーに提供することにより、携帯電話の 新規開発における更なるコストダウン、開発期間の短縮を実現します。また、携帯電話メーカーは「KCP+」を搭載することにより、携帯電話の開発資源をデザイン、ユーザーインターフェース、実装デバイスといった個々の携帯電話の差別化につながる要素に注力できるようになります。
「W56T」「W54S」「W54SA」では、LISMO「オーディオ機器連携」への対応をはじめ、「au one ガジェット」、「マルチプレイウィンドウ」、最新の無線通信方式である「EV‐DO Rev.A」への対応など最新サービスへの対応や機能の一層の強化を図っています。
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CDMA 1xEV-DO Rev.A : auの「CDMA 1X WIN」携帯電話が対応する「1xEV-DO方式」をさらに改良・高速化した規格であり、下り速度 (基地局→携帯電話) 最大3.1Mbps、上り速度 (携帯電話 → 基地局) 最大1.8Mbpsのデータ通信が可能。
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