国内データセンターサービスの新拠点「府中データセンター」の新設について〈別紙〉

国内データセンターサービスの新拠点「府中データセンター」の新設についての詳細

●1. 特徴

本データセンターは、都心から約30kmの洪水や浸水の想定区域から外れた場所に位置し、硬質な地盤の上に基礎免震構造を用いて建築しています。第三者地震リスク分析においても、最高ランクのPML値 (注) を取得しており、非常に堅牢な建物と評価されています。
また、昨今のサーバの高性能・高密度化により消費電力が増加している状況に鑑み、高消費電力ラックにも対応できるよう、今まで以上に高性能なファシリティを構築しました。

  • 注) PML (Probable Maximum Loss) 値とは:
    地震による予想最大損失率であり、地震に対する建物のリスクレベルを定量的に評価する際に用いられる。

●2. サービス内容

(1) 基本サービス:
「オープンコロケーションサービス」
1ラックスペース単位でお客様の持ち込みラックスペース・電源を提供します。

(2) オプションサービス:

1) 「構内配線サービス」
通信回線の引き込み、部屋間接続などのデータセンター内の構内配線を提供します。

2) 「エンジニアリングサービス」
データセンターをご利用の際に必要となる各種工事 (電源・ネットワーク・立架等) を提供します。

(3) アドバンスドデータセンターサービス
ICTシステムを最適に活用するための基盤 (インフラ) の保守・運用をICTのプロフェッショナルがワンストップ&シームレスに提供します。

(4) その他
回線サービスとしまして、「KDDI Powered Ethernet」、「KDDI IP-VPN」、「KDDI Ether-VPN」、「KDDIインターネットゲートウェイ」などのデータセンター終端メニューも提供します。

●3. 運用開始予定日

本年8月18日 (月)

●4. 基本情報

建物 所在地 東京都府中市
提供面積 約3,500m² (当初は約900m²、以降順次拡張)
構造 S造 (CFT構造)、基礎免震構造
規模 地上10階、地下1階
電気設備 受電方式 ループ受電、2系統
自家発電機 N+1の冗長構成、無給油で24時間以上運転可能
UPS設備 N+1の冗長構成、10分間提供可能
空調設備 空調方式 空冷PAC方式、床下吹き出し
空調機構成 N+1の冗長構成
運用・セキュリティ 運用体制 24時間365日有人対応
認証 ISO27001 (ISMS) 取得予定
セキュリティ セキュリティゲート、生体認証、非接触型ICカード、監視カメラ
  • ※ ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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