No. 2008-130
2008年5月13日
KDDIは、法人のお客さま向けに、緊急地震速報機能を標準搭載した通信モジュール「WM-M210A」をセイコーインスツル株式会社 (代表取締役 新保雅文、本社 千葉県千葉市) と共同開発し、本年7月中旬より発売します。
「WM-M210A」を製品に組み込むことにより、緊急地震速報を受信した場合、工場やオフィス、家庭などで避難行動を誘導したり、製品動作の停止等の制御により危険を回避することで、被害軽減に貢献できます。更に小型、国内最軽量 (注) を実現し、ハンディターミナルやセキュリティ端末などに組み込むことが可能となり、受発注業務、モバイル決済、防犯対策など、お客さまの業務の効率化や質の向上、新たな商品・サービス開発が可能です。
〈主な特徴〉
(1) 緊急地震速報機能を搭載
気象庁が配信する緊急地震速報を通信モジュールで受信できます。
本サービスでは、通信ネットワークの混雑 (ふくそう) の影響を受けずに、緊急地震速報を対象エリアの通信モジュールに対して、一斉配信することが可能です。また、受信時の通知方法はモジュールを組み込んだ製品の形態に合わせたカスタマイズが可能です。
(2) 小型・国内最軽量
小型の従来モデルより約60%の軽量化 (当社比) により、機器に組み込みやすくなり、機動性が向上します。
(3) 省電力化
小型の従来モデルより約16%改善 (当社比) により、待ち受け時の省電力化を実現します (圏内・省電力モード時)。
製品詳細については、別紙をご参照下さい。
なお、以下の展示会のKDDIブースにて、新通信モジュールの展示を予定しています。