北海道 (留寿都・札幌) における「マルチワンセグメントサービス実験」への参画について〈参考〉

●マルチワンセグメントサービスの概要

マルチワンセグメントサービスは、NHK放送技術研究所が開発したワンセグ連結再送信の方式を用いたもので、各テレビ局が送信する地上デジタルテレビ放送の中からワンセグ放送信号だけを取り出し、それらをひとつの束 (6MHz帯域) として放送するものです。

地下街や駅構内といった地上デジタル放送波が直接届きにくい場所へワンセグ放送を再送信するには、ワンセグ放送波を同じ周波数で再送信する方法がありますが、その方法では既存の固定受信等への影響が懸念されます。マルチワンセグメントサービスでは、ワンセグ放送信号だけを取り出して、既存放送に使われていない空周波数で送信できるため、固定受信への影響を避け、効率よく送信できる方式として注目されています。

図: 従来のワンセグ放送とマルチワンセグメントサービス

●マルチワンセグメントサービス実証実験協議会について

ユビキタス特区事業「マルチワンセグメントサービスの実証」における各種実証実験を円滑かつ効率的に遂行することを目的に、事業実施主体である札幌総合情報センター株式会社を事務局として、地元放送事業者、通信事業者、コンテンツ事業者等の関係事業者を会員として設立されたものです。

事務局 札幌総合情報センター株式会社
会員 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社、財団法人NHKエンジニアリングサービス、株式会社NHKアイテック、日本放送協会札幌放送局、北海道テレビ放送株式会社、KDDI株式会社、株式会社三菱総合研究所、株式会社札幌都市開発公社、株式会社つうけんアドバンスシステムズ、株式会社ソフトフロント、株式会社エストコスモ、社団法人デジタルメディア協会、北海道情報システム産業協会
オブザーバー 総務省北海道総合通信局、札幌市
  • ※ ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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