2008年7月16日
KDDIは、2001年より「au design project」を開始し、携帯電話の革新的、実験的なコンセプトモデルを発表してきました。INFOBARやMEDIA SKINといった「au design project」の製品も、コンセプトモデルの発表がきっかけとなり生まれました。今回はヤマハデザイン研究所とのコラボレーションによる「ガッキ ト ケータイ」展、デザイナー神原秀夫氏とのコラボレーションによる「PLY -ケータイの層-」展の2つの展覧会で、新しいコンセプトモデルを発表します。
昨年夏に開催した「ケータイがケータイし忘れていたもの」展に引き続き、「インタラクションデザイン」をテーマにしたプロジェクトです。今回はヤマハデザイン研究所とのコラボレーションにより、楽器とケータイが融合した時に生まれる新しい使い方を提案します。
今回の展覧会では、「オンガク スル ケータイ/ケータイ スル ガッキ」をコンセプトにした6つのコンセプトモデルを展示発表します。一部のモデルは手で触れて体験いただくことが可能です。また、実際に演奏可能なモデルを使ったデモ演奏も予定しています。併せて、今年5月から国内販売が開始された電子楽器「TENORI-ON」を特別展示します。
「PLY (プライ)」とは、「積層」を意味する言葉です。「ケータイの過去、そして未来が「層」として積み重なっていく」、そんなイメージから生まれたコンセプトモデル「PLY」は、カドが28箇所ある画期的な消しゴム「カドケシ」の生みの親、デザイナー神原秀夫氏によるプロダクト&インタラクションデザインの提案です。
今回の展覧会では、デザイナー自身の考える色彩とギミックのバリエーションがペーパークラフトで作られたコンセプトモデルによって表現されています。それらは、私たちにケータイの未来の「層」はどうなっていくのか、どうなってほしいのか、考えるきっかけを与えてくれます。
詳細は別紙をご覧下さい。