「PCリモートデータ削除サービス」は、KDDIが提供するデータ通信カード、または通信機能搭載PCに対して、盗難・紛失時にPC内のデータを遠隔から削除することを可能とするPC向けセキュリティーサービスです。近年多発しているPC盗難・紛失による情報漏洩に対して、ソフトウェアをインストールするだけで簡易に導入可能なセキュリティー対策を提供します。
(1) リモートデータ削除機能
PCの盗難・紛失時に、お客さま管理者がKDDI提供の管理サーバーへログインし、対象PCに対してデータ削除命令を発行します。PCにインストールされた専用ソフトウェアが、auのネットワークもしくはインターネットを経由して管理サーバーと定期的に通信を行い、削除命令の発行を検知すると指定されたデータの削除を実行します (注1)。
また、PC起動時 (注2)、および一定時間毎にデータ通信カード、または通信モジュールを利用して管理サーバーへ強制的にダイヤルアップ接続し、削除を実行します。
(2) データ不可視化機能
PCが管理サーバーと一定時間認証が出来ない場合、指定されたデータを見えなくします (不可視化機能 (注3))。ネットワークに接続できないなどの理由でリモートデータ削除機能が実行できない場合、他者がデータを閲覧しようとしても、PC内にデータが存在しないように見えます。
なお、「不可視化機能」の解除は、お客さまがPCをネットワークに接続し、管理サーバーが専用ソフトウェアを認証するか、お客さまがPC上で専用ソフトウェアを起動し解除ボタンを押す (パスワードの入力が必要) ことで可能です。
(1) auのデータ通信カード
W04K/W05K (注4)
(2) 通信機能搭載PC
レノボ・ジャパン社製 | ThinkPad X61/ThinkPad X61S |
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ダイアローグ・ジャパン社製 | FlyBook VM/FlyBook V5 |
東芝社製 | dynabook SS RX |
サービス申し込み時にご連絡するwebページよりソフトウェアをダウンロードしてインストールしてください。サービスをご利用いただくには、インストールしたソフトウェアを起動し、ライセンスキー (注5) とユーザID (注6) を入力して管理サーバーへ登録する必要があります。
2008年7月31日 (木)