「PCリモートデータ削除サービス」の提供について〈別紙〉

●1. サービス概要

「PCリモートデータ削除サービス」は、KDDIが提供するデータ通信カード、または通信機能搭載PCに対して、盗難・紛失時にPC内のデータを遠隔から削除することを可能とするPC向けセキュリティーサービスです。近年多発しているPC盗難・紛失による情報漏洩に対して、ソフトウェアをインストールするだけで簡易に導入可能なセキュリティー対策を提供します。

●2. 特長

(1) リモートデータ削除機能
PCの盗難・紛失時に、お客さま管理者がKDDI提供の管理サーバーへログインし、対象PCに対してデータ削除命令を発行します。PCにインストールされた専用ソフトウェアが、auのネットワークもしくはインターネットを経由して管理サーバーと定期的に通信を行い、削除命令の発行を検知すると指定されたデータの削除を実行します (注1)。
また、PC起動時 (注2)、および一定時間毎にデータ通信カード、または通信モジュールを利用して管理サーバーへ強制的にダイヤルアップ接続し、削除を実行します。

  • 注1) データの削除を100%保証するものではありません。
  • 注2) Windows®へログオンする前の状態で可能です。

(2) データ不可視化機能
PCが管理サーバーと一定時間認証が出来ない場合、指定されたデータを見えなくします (不可視化機能 (注3))。ネットワークに接続できないなどの理由でリモートデータ削除機能が実行できない場合、他者がデータを閲覧しようとしても、PC内にデータが存在しないように見えます。
なお、「不可視化機能」の解除は、お客さまがPCをネットワークに接続し、管理サーバーが専用ソフトウェアを認証するか、お客さまがPC上で専用ソフトウェアを起動し解除ボタンを押す (パスワードの入力が必要) ことで可能です。

  • 注3) 本サービスのデータ削除、「不可視化機能」は、ワンビ株式会社のエンジンを使用しております。

●3. 対応製品

(1) auのデータ通信カード
W04K/W05K (注4)

  • 注4) ご利用いただくには、マルチポートドライバをインストールいただく必要がございます。

(2) 通信機能搭載PC

レノボ・ジャパン社製 ThinkPad X61/ThinkPad X61S
ダイアローグ・ジャパン社製 FlyBook VM/FlyBook V5
東芝社製 dynabook SS RX

●4. 提供条件

  • 2009年3月31日まで試験サービスとして無料で提供します。
    試験期間終了後の料金については別途KDDIホームページ等にてご案内します。
  • 本サービスをご利用いただくには、上記対応製品をご利用いただいていることが条件です。
  • 本サービスは上記対応製品1契約につき5台のPCに対してのご利用が可能です。

●5. 動作環境

  • 動作対象OS
    Microsoft® Windows® XP Home Edition/Professional SP2
    Microsoft® Windows® Vista® Ultimate/Business/Home Premium/Home Basic
  • 推奨ブラウザ環境
    Microsoft® Internet Explorer 6 Service Service Pack 2/Internet Explorer 7

●6. インストール方法

サービス申し込み時にご連絡するwebページよりソフトウェアをダウンロードしてインストールしてください。サービスをご利用いただくには、インストールしたソフトウェアを起動し、ライセンスキー (注5) とユーザID (注6) を入力して管理サーバーへ登録する必要があります。

  • 注5) お申し込み時にKDDIより払い出します。
  • 注6) 管理サーバーへログインし、ご利用者のユーザIDを設定いただきます。

●7. 提供時期

2008年7月31日 (木)

●8. サービス概要図

図: サービス概要図

  • ※ ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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