固定系インターネット接続サービス「au one net」の「ウイルス撃退お好み着信サービス」及び「お好み転送サービス」におけるメールの誤処理について〈別紙〉

●1. 概要

(1) 対象サービス

1) ウイルス撃退お好み着信サービス
固定系インターネット接続サービス「au one net」(旧DION) で提供する「ウイルス撃退お好み着信サービス」において、お客さまが特定の文字を着信拒否条件として設定した場合に、お客さま宛に、お客さまが設定した条件とは異なる特定の文字が含まれるメールが着信した際に、本来は配信すべきメールを着信拒否して廃棄してしまった可能性があることを確認しました。

2) お好み転送サービス
固定系インターネット接続サービス「au one net」(旧DION) で提供する「お好み転送サービス」において、お客さまが特定の文字を転送条件として設定した場合に、お客さま宛に、お客さまが設定した条件とは異なる特定の文字が含まれるメールが着信した際に、本来は転送するべきでないメールを転送してしまった可能性があることを確認しました。

(2) 設定条件

1) 条件設定する対象文字
お客さまが、着信拒否する、又は、転送するメールの対象条件 (from/to/cc/subject/本文) にKEYWORD設定文字として、特定の文字を単独又は、複数組み合わせて指定した場合に、誤処理が発生した可能性があります。

  • 誤処理の発生確率が高いKEYWORD設定文字
    $、B、(等 計83文字の単独または複数組み合わせ
    (全て半角、詳細は参考1参照)

2) メールに含まれる対象文字
お客さまが1) 項の文字を条件 (KEYWORD) として設定していた場合に、設定した条件とは異なる特定の文字 (83文字) がメールに含まれていた場合に、誤処理が発生した可能性があります。
お客さまが指定した条件の文字と、誤処理が発生するメールに含まれる対象文字の抜粋詳細は、参考1をご参照下さい。

  • ※ 参考1に示す一覧以外に、携帯電話から送られた絵文字がシステム側で認識できなかった場合等にも発生した可能性があります。

(3) 発生期間
2008年7月2日 (水) ~2008年8月12日 (火)

(4) 発生原因
「ウイルス撃退お好み着信サービス」及び「お好み転送サービス」の設備の更新を、2008年7月2日より順次実施したところ、新規に導入したシステムで使用している文字コード変換機能に不具合がありました。

(5) 対象

  • 「ウイルス撃退お好み着信サービス」ご利用のお客さまのうち、対象文字を条件に設定した528ID
  • 「お好み転送サービス」ご利用のお客さまのうち、対象文字を条件に設定した12ID
    (参考) 上記のお客さまにより、正常に処理されたものも含めて、発生期間内に着信拒否された総メール数は93,418通、転送された総メール数は1,525通です。

(6) 対処
2008年8月12日に、システムの切り替えを実施して、誤処理が発生しない対処を完了しています。

●2. 経緯

2008年8月8日 (金) にお客さまより、着信拒否条件とは異なるメールが着信しない旨の申告が1件あり、直ちに調査を開始しました。調査の結果、8月11日 (月) に誤処理が発生する可能性があることを確認しました。

●3. お客さまへの対応について

「ウイルス撃退お好み着信サービス」及び「お好み転送サービス」をご契約のお客さまには、今後、速やかに当社からEメールで状況をご説明し、お詫びいたします。

●4. 再発防止策について

2008年8月12日に、システムの切り替えを実施して、誤処理が発生しないことを確認しています。
また、今後、導入前試験を強化して品質管理を徹底するとともに、あわせて、システムの管理体制を強化して再発防止に努めます。

●5. お客さまお問合せ窓口

一般電話から: 0077-777
(受付時間: 午前9時から午後8時まで 土日・休日も受付)

  • ※ ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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