データセンター「TELEHOUSE」のフランスおよび韓国拠点の開設について
~「TELEHOUSE PARIS Magny」はフランス最大規模のデータセンター~

No. 2009-040

2009年2月12日

KDDIグループの欧州現地法人、TELEHOUSE EUROPE (社長: 三井 徳次) は、フランスのパリ郊外において、同国内3拠点目となるデータセンター「TELEHOUSE PARIS Magny (テレハウス パリ マニ)」を開設し、2009年3月1日 (日) にサービス提供を開始します。
また、KDDIグループの韓国現地法人、PRISM (社長: 三木 雅人) が提供する韓国ソウルのデータセンターを、2009年4月1日 (水) より「TELEHOUSE SEOUL (テレハウス ソウル)」に改称します。

「TELEHOUSE PARIS Magny」はフランス国内最大規模となる66,000平米の敷地内に、総床面積15,000平米を有する大規模データセンターです。セキュリティに優れた防衛産業跡地を再開発利用し、24時間365日の巡回警備に加え、生体認証及び三次元顔面認識システムを採用するなど、最新かつ万全のセキュリティでお客さまのICT資産をお預かりします。
インフラ設備は冗長構成を標準とし、複数変電所からの電力供給やUPS (無停電電源装置)、自家発電設備を完備し、停電などの障害発生に備えるほか、火災予兆検知システムなど、トラブルの未然予防設備も備えています。供給電力は1ラック当たり標準で3KVA (注1) 、最大6KVAとし、昨今の高消費電力ニーズにも安定して対応します。外気を利用した冷却、雨水のリサイクルなど、環境にも配慮した設計としています。

また、PRISMが提供する韓国ソウルのデータセンターについては、「TELEHOUSE」の品質ガイドラインに従い、2009年4月1日 (水) より「TELEHOUSE SEOUL」に改称します。

これら2拠点の追加により、海外の「TELEHOUSE」は13拠点となります。

「TELEHOUSE」は、1989年の米国および1990年の英国におけるサービス開始以来、日系企業のお客さまだけでなく、欧米の多数のキャリア、ISP、インターネットエクスチェンジなどにご利用いただき、高い評価をいただいています。
今回のフランス国内最大規模拠点の新規開設により、世界的に需要が増大しているICTアウトソーシング、DR (注2) ・BCP (注3) への対応をさらに強化します。
KDDIグループは、これまでの事業展開の技術と運用ノウハウを結集し、お客さまに最高の安心・安全をお届けする「TELEHOUSE」データセンターサービスを通じ、お客さまのグローバルビジネスをサポートします。

詳細は別紙をご参照ください。

  • 注1) KVA: キロボルトアンペア。実際に加わった電圧と、実際に流れている電流との積。電気機器が動作するために必要な電力をあらわす場合に用いる。
  • 注2) DR: Disaster Recovery の略。地震や火災などの災害による不意のトラブルに備えたシステムおよびデータの保護対策のこと。
  • 注3) BCP: Business Continuity Planの略。たとえば、地震などの災害を想定して、事業の継続および復旧するための作業手順などを策定すること。具体的には、安否確認、バックアップシステム、要員の確保、代替オフィスの確保などの計画が含まれる。
  • ※ ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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