KDDI株式会社
2009年2月16日
KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長兼会長: 小野寺 正) が、au one netの050番号サービス (KDDI-IP電話) 向けに提供しているIP電話機能付きADSLモデム等において、電源投入後、約6年9ヶ月間 (2485日間) 連続して使用すると、電話の発着信ができなくなる不具合が判明しましたので、お知らせします。
ご利用のお客様には多大なご迷惑をお掛けしますことを深くお詫び申し上げます。
2003年3月以降に当社がレンタル提供しているIP電話機能付きADSLモデム、IP電話アダプタ等
ソフトウェアの不具合により、電源投入後、約6年9ヶ月間 (2485日間) 連続して利用すると電話の発着信が出来なくなります。なお、本事象は2009年11月以前には発生しません。
また、本不具合の影響が及ぶのは電話の発着信であり、インターネット通信等のその他の機能は正常にご利用いただけます。
(1) お客様による手動バージョンアップが必要なサービスおよび機器
サービス名: au one net IP電話&ADSL各コース、IP電話&「フレッツ・ADSL」コース、「Bフレッツ」コース、「ひかりone」コース
対象機器: NECアクセステクニカ製 (詳細別紙1参照)
対処方法: まず、ご利用中のADSLモデムまたはIP電話アダプタの装置の電源プラグの「抜き差し」をお願いします。これにより、上記不具合の発生をその時点から6年9ヶ月延伸させることができます。ただし、電源プラグの「抜き差し」は暫定的な対処となりますので、お早めにご利用中のモデムまたはアダプタのソフトウェアバージョンアップを実施いただきますようお願い申し上げます。バージョンアップ方法は以下のホームページをご参照願います。
(2) 自動バージョンアップにて対応可能なサービスおよび機器
サービス名: ひかりone、ADSL one、ケーブルプラス電話、KDDI 光ダイレクト、KDDI-IPフォン
対象機器: NECアクセステクニカ製及び一部NECマグナスコミュニケーションズ製 (詳細別紙2参照)
対処方法: 本事象の発生前に当社が自動バージョンアップにて本不具合を修復しますので、お客様ご自身でご対応いただく必要はありません。自動バージョンアップ実施に際しましては、各サービスのホームページのメンテナンスのご案内等に掲載いたします。
なお、法人向けのサービスにつきましては、4- (2)「法人のお客様」をご参照ください。
(1) 個人のお客様
お客様による手動バージョンアップが必要な機器をご利用のお客様には、順次、電子メールやバージョンアップ手順書を同封したダイレクトメールにて個別にご連絡を差し上げ、本事象のお詫びと対処方法のご説明をさせていただきます。
(2) 法人のお客様
KDDI-IPフォンおよびKDDI 光ダイレクトをご契約の法人のお客様の場合は、自動バージョンアップにて不具合の対処を実施します。光ダイレクト over Powered Ethernetをご契約の法人のお客様の場合は、当社がバージョンアップを実施しますので、当社担当より個別にご連絡させていただきます。
今後は、同様の不具合を起こさぬよう、製品の検証・検査体制の強化により、再発防止に取組んでまいります。
〈お客様からのお問合せ先〉
(専用窓口) KDDI IP電話バージョンアップサポートセンター
〈お客様からのお問合せ先の変更について〉 (注)
2010年11月1日 (月) 以降は、以下のお問合せ先にて承ります。
(窓口) Aterm IP電話バージョンアップサポートセンター