No. 2009-051
2009年2月23日
KDDIは、2009年2月24日 (火)、インマルサット衛星を活用した高速データ通信サービスBGANの新機種を2機種発売します。「Sable1」(Addvalue社製) は初の日本語表示に対応し、より使いやすくなっております。「Explorer727」(Thrane & Thrane社製) はBGAN初の車載型設備で、衛星自動追尾機能を搭載しているため、車で移動しながら電話やデータ通信を使用できます。
また、2008年8月にインマルサット第4世代衛星の3号機が打ち上げられ、2009年2月25日 (水) より日本を含む太平洋エリアで運用を開始予定です。これにより、日本全土はもちろん世界中の地域でインマルサットBGANがご使用いただけるようになります。
今後も国内外の通信事情の悪い地域でのご利用や、昨今のBCP (注) へのニーズの高まりから、企業の非常時の通信手段としての活用も想定されます。
詳細は別紙のとおりです。
〈参考: BGANサービスとは〉
インマルサットBGANサービスは36,000km上空のインマルサット静止衛星を使用して通信インフラのない環境でも電話やデータ通信がご利用いただけるサービスです。軽量小型の機種を用いて、電話と最大492kbps (ベストエフォート) のデータ通信を同時にご利用いただけます。3機の衛星で地球をカバーしますが、2005年3月に第4世代衛星1号機、同年11月に2号機が打ち上げられ、2008年8月に3号機が打ち上げられました。
2009年2月25日 (水) より日本を含む太平洋エリアで運用を開始する予定です。