〈携帯電話をアートに一変させる試み アートの感動を、そして人生の素晴らしさを〉
「iida」のArt Editionsは、現代アーティストとともに、携帯電話を現代アートへと一変させるプロジェクトです。
「iida」は決して消費されることのない永続的な価値を携帯電話に与え、身近な携帯電話を「作品」の域へと高めることにより、より多くの人とアートの素晴らしさ、人生の素晴らしさを共有できる場を創出します。
「iida」における最初のArt Editionsモデルは、草間彌生氏による3作品。草間氏は、見る者を圧倒する水玉モチーフと強烈な色彩で、他に類をみない作品を生み出し続ける日本を代表する芸術家です。今回発表する3作品は、草間彌生氏が携帯電話をテーマに制作した作品を原型として、携帯電話では通常考えられない手間と時間をかけて制作されています。携帯電話としての機能性を損なうことなく、今までにない細密な手作業や高度な印刷技術を駆使することで、作品としてのクオリティーと存在感を実現しています。
(写真提供: 草間彌生スタジオ)
〈草間彌生氏 プロフィール〉
前衛芸術家、小説家。
幼少より水玉と網目を用いた幻想的な絵画を制作。1957年単身渡米、独創的な作品と活動はアート界に衝撃を与え前衛芸術家としての地位を築く。帰国後も全世界を飛び回り活躍中。小説、詩集なども多数発表。1983年、小説「クリストファー男娼窟」で第10回野生時代新人文学賞受賞。2000年、第50回芸術選奨文部大臣賞、外務大臣表彰。2001年、朝日賞。2003年フランス芸術文化勲章オフィシェ、長野県知事表彰 (学術芸術文化功労)。
2004年、信毎賞。2006年、ライフタイム・アチーブメント賞 (芸術部門)、第18回高松宮殿下記念世界文化賞絵画部門受賞。
2008年、約一年半、草間彌生に密着したドキュメンタリー映画「≒草間彌生わたし大好き」を公開。
携帯電話と箱型のオブジェ、専用ストラップがセットとなった作品。
赤地に白のドットで埋め尽くされた不可思議な箱、その側面から伸びるスコープから箱の中を覗き込むと、無限に広がるドットの渦。箱の中には、ドットと突起に埋め尽くされた携帯電話が入っています。
草間彌生氏が1957年単身渡米し、ジェンダーや反戦など社会へのメッセージを色濃く反映した作品を多く手がけていた時代の作品「Infinity Mirror Room-'Phalli's Field」(1965年) の世界を見事に再現。
Edition 100
Edition Number (携帯電話・オブジェ) と草間彌生氏による直筆サイン (オブジェ) 入り。
携帯電話と犬のオブジェがセットとなった作品。
背中のフタを開けると、リンリンと同じ柄の携帯電話が収まっています。
ルーツは様々な衣装をまとった少女と犬たちに囲まれた、ハッピーでユニークなインスタレーション「Hi! Konnichiwa (Hello!)」(2004年)。
Edition 100
Edition Number (携帯電話・オブジェ) と草間彌生氏による直筆サイン (オブジェ) 入り。
カラーと形からくる可愛らしさとドットの力強さがが融合した今までにない佇まいの作品。
シルクスクリーン作品「Handbag」(1985年) を鮮やかに再現。
Edition 1,000
Edition Number (携帯電話) 入り。