〈お知らせ〉 通信モジュール契約数の100万回線突破について〈参考〉

●1. 通信モジュールの主な機能について

gpsOne
機能
GPS衛星とau基地局の位置情報を併用し、auのエリア内であれば、衛星電波の届かない屋内や地下などの場所でもおおよその位置測位ができる機能です。KDDIの通信モジュールはgpsOne機能が搭載されているため、別付けのGPSユニットを追加することなくGPS測位が実現できます。
OTA
機能
電話番号などのID情報の書き込み/消し込みを無線経由で行なうことにより、回線の開通/停止が行える機能です。製品の製造過程、在庫期間中の不必要な通信料金の発生を防ぐことができます。
緊急地震
速報機能
気象庁が配信する緊急地震速報を、震源地周辺のエリアの通信モジュールに一斉にお知らせします。緊急地震速報の受信を契機にお客さま製品の停止、避難アラームを発動することで、地震被害を軽減することができます。
  • ※ 気象庁が配信する緊急地震速報とは、最大震度5弱以上を推定とした地震の際に、強い揺れ (震度4以上) が予測される地域をお知らせするものです。
  • ※ 震源地に近い地域では、強い揺れの前に緊急地震速報が間に合わないことがあります。

●2. 通信モジュールを利用したソリューションについて

通信モジュールパートナー企業による代表的なソリューションとしては以下のような事例があります。

(1) 位置測位機能gpsOneを活用したソリューション
車両の位置や運行状況、ドライバーごとの操作情報、移動経路をリアルタイムで把握し、運行記録や燃料消費情報まで収集できる運行管理サービスです。

(2) 各種設備の稼働状況の遠隔監視ソリューション
工作機械に通信モジュールを組み込むことにより、機械の稼働時間や稼働効率、アラーム履歴などをセンターで24時間監視するとともに、必要に応じてソフトウェアもリモートで配信する遠隔監視によるシステム管理サービスです。

(3) カメラ、ソーラーパネルと組み合わせた遠隔地の監視ソリューション
カメラに通信モジュールとソーラーパネルを組み合わせて設置し、撮影した写真について、au携帯電話網を通じてワイヤレスで伝送、設置場所の状況を遠隔地から無人監視するシステムです。

このほか、詳細につきましては当社ホームページをご参照ください。

●3. 通信モジュールのラインナップ

機種/メーカー 特徴 通信
方式
KCMP
京セラ株式会社製
PCI Express Mini Card規格・gpsOneに対応した小型・高速通信モジュールです。 CDMA
1X
WIN
KCMV-200
京セラ株式会社製
耐熱・耐震に優れた車載タイプのgpsOne対応高速通信モジュールです。
KCMX-100
京セラ株式会社製
耐熱・耐震に優れた車載タイプのgpsOne対応通信モジュールです。 CDMA
1X
WM-M200A
セイコーインスツル
株式会社製
幅広い用途に対応した小型・軽量モデルで、gpsOneに対応しています。WM-M200の後継機種で緊急地震速報を追加しています。
WM-M210A
セイコーインスツル
株式会社製
gpsOneに対応しています。
緊急地震速報機能を搭載し、小型・軽量・省電力・リモート監視の通信モジュールです。
  • ※ CDMA 1X WINでは下り最大2.4Mbps、CDMA 1Xでは下り最大144kbpsの通信が可能です。
  • ※ 2012年の周波数再編に対応しています。

●4. 通信モジュールソリューションに関するお問い合わせ先

〈モジュールサポートセンター〉

(Free Call) 0800-700-7016 (無料)

受付時間: 平日9:00~17:30 (土・日・祝日・年末年始を除く)

  • ※ ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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