〈ツアー情報〉
(1) 主催、協力
主催: 青森市中心市街地活性化協議会 (まちなかマーケティング市民委員会)
協力: 協同組合プランニングネットワーク東北
青森市新町商店街
青森市昭和通り商店街
青森市長島地下駐車場
子育てオーダーメイド・サポートこもも
マーガレット学園
(2) 目的
子育て世代のお母さんたちに、まちなかの魅力や楽しみ方を知ってもらうこと。及び、ツアーの企画と実施を通じてまちなかの子育て世代に対応したサービスの改善を図ること。
(3) 実施日時
12月4日 11時開始 13時30分終了予定
(4) 対象者
0歳~6歳の子どもがいらっしゃるお母様。
(5) ツアー内容
3つのコースを準備しています。(参加者は1つのコースを選んで参加できます。)
「暮らしの達人♪コース」 暮らしに役立つ商品やノウハウを知ることができます。
「脱☆育児服コース」 流行のおしゃれなファッションや小物の店を回ります。
「プチセレブコース」 美容やこだわりの食でスペシャルな経験ができます。
(6) 参加料 (喫茶代、昼食代込)
「暮らしの達人♪コース」 1,000円
「脱☆育児服コース」 1,000円
「プチセレブコース」 1,500円
(7) 託児への対応
マーガレット学園での託児あり (有料)。申し込み時、応相談
(8) 申し込みについて
申し込みは既に終了しています。
昨今、地域コミュニティ活性化策の一つとして、「この公園がお勧め」といった生活者のクチコミ情報を共有するSNS (ソーシャル・ネットワーキング・サービス) の導入が増えています。こうした地域コミュニティ向けSNSは、パソコンだけでなく携帯電話から利用できるものもありますが、実際にまちなかで付近の情報を投稿・閲覧しようとすると、現在の場所などの位置情報を選択する必要があったり、投稿の操作が面倒でなかなか利用してもらえないという問題がありました。そこで、大日本印刷では、携帯電話のGPS機能を利用して、位置情報と連動したクチコミ情報をメール感覚で手軽に投稿・閲覧できるようにした「情報クリッピングシステム」を開発しています。「情報クリッピングシステム」には、以下2つの機能があります。
(1) 投稿機能: 携帯アプリを起動して、投稿画面から「こんな所に素敵な公園が!」といったお勧め情報や「ここは人通りが少なくて心配…」といった安全情報など、共有したい情報を写真や位置情報とともに簡単に投稿できます。
(2) 閲覧機能: まちなかで、情報が投稿されている場所に近づくと、告知画面が自動で立ち上がると同時に、振動で情報があることを知らせてくれます。また、投稿された情報を地図上にマッピングして表示することもできます。
これによって、従来のリアルなコミュニケーションでは、できなかったような新しいコミュニケーションを、現実空間と情報空間を複合した「情報クリッピングシステム」によって実現することができます。
さらに、今回、地図上にクチコミ情報を単にマッピングするだけでなく、自然言語処理技術との融合によって、コミュニティ形成・活性化の促進を目指した機能拡張も行っています。具体的には、DNPが開発したクチコミ分析エンジン「未来見 (サキミ)」の重要語抽出機能を利用して、投稿されたクチコミの中から、話題のキーワードを自動抽出し、それに関連したメッセージのみをリスト表示したり、特定のキーワード (例えば「散歩」) に関連して、どんな話題が盛り上がっているかを表示する機能を搭載しました。またメッセージに対してブログのようにコメント投稿する機能もあります。これによって、特定の場所を起点としたコミュニケーションだけでなく、特定の興味関心を共有する人同士のコミュニケーションを活性化させ、新たな人のつながりや発見を誘発することができるような場 (情報コモンズ) を実現することができます。
〈実空間透視ケータイの応用〉
実空間透視ケータイは、実際に見える外界に (隠れて) 存在する様々な事物や人などの情報をその存在位置と結びつけて携帯端末上に表示する直感的なユーザ・インタフェースで、一種の拡張現実感 (Augmented Reality) を携帯端末上に実現しています。また、そのコンセプトを各種のコンテンツやサービスと連携させることが可能な情報プラットフォームとして開発したもので、個人の写真アルバムを共有したり、全国の観光・旅行情報を手軽に検索・表示したりするなどの、多彩な利用分野を模索中です。そのような特徴をもつ実空間透視ケータイを地域コミュニティの中で役立てるための要件・課題を探り、今後さらに多くの応用分野で使い易いケータイ・サービスとして発展させる契機として本プロジェクトでの試行をフィードバックして行く予定です。
(1) 目的
青森市のまちなかは、市全体に活力を提供する核であり、そこには様々な生活の営みやビジネス、行政の取り組みが重なって、「生活価値 (暮らす・商う・働く・訪れる・学ぶ…等のハッピネス)」を醸成しております。まちなかハッピネス調査は、まちなかの生活価値とその要因の明示を通じて、多様な関係者の活動の集積と相乗効果を計るための指標や枠組みづくりを目的として実施しました。
(2) 実施体制
「まちなかで生活をしている人自らが、まちなかの価値を見つけ、価値を高めるための方法を考えて実行し、また新たな価値を生みだす」、そんな未来志向の循環を生みだすために、青森市中心市街地活性化協議会の事業として、まちなかと多様な関わりを持つ人たちによる「青森まちなかマーケティング市民委員会」を発足しました。同委員会では、まちなかハッピネス調査として、「調査1 生活価値の総点検」を行い、抽出された生活価値を整理した上で、「調査2 生活価値の重みづけ」を行い、生活価値の意味づけを行いました。また、専門的なサポートとして、慶應義塾大学コ・モビリティ社会研究センターが支援しました。
(3) 調査方法・調査結果