日本~シンガポール間光海底ケーブル「SOUTH-EAST ASIA JAPAN CABLE SYSTEM」の建設保守協定締結について

No. 2009-309

2009年12月10日

KDDIは、2009年12月10日 (木)、フィリピン・マニラ市において、Globe Telecom (フィリピン)、Google (米国)、Network i2i (インド)、Reliance Globalcom (バミューダ)、およびTelemedia Pacific Inc.,Ltd. (香港/インドネシア) と、日本とシンガポールの間を接続する光海底ケーブル「South-East Asia Japan Cable」(以下、「SJC」) を共同で建設することに合意し、建設保守協定を締結しました。

「SJC」は、総建設費約4億米ドル (約360億円)、日本とシンガポールを直接接続し、香港、フィリピン、インドネシアに分岐する、総延長約8,300kmの光海底ケーブルです。最新のDWDM (注1) 技術を利用し、初期の設計容量は17Tbps (テラビットパーセコンド) (注2)、最大23Tbps (注3) までの容量拡張が可能です。運用開始は、2012年を予定しています。

日本をハブとして、シンガポール、香港のデータセンターと米国のデータセンターとの間をシームレスに接続することができるように、「SJC」は、シンガポールと香港において、ケーブル陸揚げ局からデータセンターまでを直接接続する予定です。

今回、建設保守協定を締結した6社に加えて、複数アジア域の主要な通信事業者が、今後、建設保守協定に署名する予定です。

KDDIは、「SJC」への出資を通じて、今後ますます増加することが予想されるアジア、太平洋域における通信需要に対応し、これまで以上に信頼性の高い通信サービスを提供します。

  • 注1) Dense Wavelength Division Multiplexing。高密度波長分割多重方式。
  • 注2) 電話回線換算で約205百万回線。(1回線あたり64Kbpsにて換算)
  • 注3) 電話回線換算で約278百万回線。(1回線あたり64Kbpsにて換算)
  • ※ ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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