「iida AWARD 2010」のAWARD受賞者は以下の3組です。
(1) 受賞者1
受賞者名 | 大阪市立大学大学院 工学研究科 今村 謙人 同 宮武 希実 |
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エントリー作品名 | 「WORLD OF ALICE」 |
作品紹介 | 充電器から生まれる新しい物語。窓から飛び出した小さな都市は、日常のあらゆるところに現れ、新しい世界をつくる。どこかで誰かが充電を始めると、何かいつもとは違った物語が始まりそうな予感がします。 |
審査員評 | 「ちょっとした工夫」が充電器を夢のあるデザインアイテムにまで変えた作品。コンセプトも分かりやすく、幅広い層に受け入れられる可能性がある。また、この作品には「置き場所も工夫したい」と思える程の可愛らしさがあり、使う人が日常生活を楽しく彩ることのできる作品でもある。 |
〈WORLD OF ALICE〉
(2) 受賞者2
受賞者名 | 京都造形芸術大学 芸術学部 大角 雅幸 |
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エントリー作品名 | 「Chocolate cookie」 |
作品紹介 | チョコレートクッキーのチョコレートが溶けていく様子をモチーフにした充電器。充電器を持ち歩いたりする際にコードがかさばってしまうという課題を、今ある充電器に少し凹みを入れてコードを巻き取りやすい形にし、邪魔にならないかたちにしました。 |
審査員評 | 充電器コードがバラつく煩わしさを、新しいアイデアで解決させた作品。プロダクトとしての完成度も非常に高く、今後の実用化に向けても可能性が高い。また、お菓子に見立てたデザインも、使う人の毎日をきっと楽しませてくれる可愛らしさがある。 |
〈Chocolate cookie〉
(3) 受賞者3
受賞者名 | 慶応義塾大学 環境情報学部 中川 諒 千葉大学大学院 工学研究科 岩原 一平 |
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エントリー作品名 | 「koyubito」 |
作品紹介 | 「運命の赤い糸」は、現実世界とバーチャルの境界を越えて、ケータイの画面の中へと続く。さらにその糸の先には、大切な人が。簡単な操作で、大切なあの人と繋がる。繋がりを実感出来る直感的な画面デザインとの連動を考えた作品。 |
審査員評 | 「大切な人との繋がり」を表現した作品は、コミュニケーション手段を提供している通信会社との親和性が高い。また、幸せの赤い糸というアナログ的アイコンと、話せば話すほど赤い糸が太くなるデジタルコンテンツとの連動が、大切な人同士のコミュニケーションを楽しく演出している。 |
〈koyubito〉