No. 2010-176
2010年6月15日
KDDIは、法人のお客さまに簡便に「KDDI クラウドサーバサービス」をご利用いただくため、クラウド・コンピューティング環境にファイアーウォール、ロードバランサー (注)、ウェブ、OSなどの主要アプリケーションを組み込んだ、次世代IT基盤である「KDDI クラウドサーバサービス 仮想SYSタイプ」に、2010年6月18日 (金) より「システムメニュー」を追加して、提供を開始します。
「KDDI クラウドサーバサービス 仮想SYSタイプ システムメニュー」は、KDDI専任のシステムエンジニアがオーダーメードでシステム構築・設計し、さらに監視や保守までをKDDIがワンストップでアウトソーシングするサービスです。
構築するシステム構成要素を全て料金メニュー化するため、お客さまにわかり易い料金体系でサービスを提供します。
KDDIでは、「KDDI クラウドサーバサービス」において、これまでも、法人における「ICT資産の所有から利用」や「全体最適化を行うアウトソーシング」といったニーズにお応えするほか、月額化された料金メニューやシステム構築・運用において優れた操作性をもつ専用ポータル機能等、法人のお客さまに次世代IT基盤を提供してきました。
その一方で、ネットワーク経由で個々のサービスを提供するSaaSと異なり、インフラ、ハードウェア、OSなどを提供するPaaSの利用が近年増えてきています。しかし、既存システムをPaaSに移行するためには、専任の技術者が社内に必要となる等の課題により、多くの法人のお客さまでは利用に踏み切れないケースがありました。
このたび、「システムメニュー」を提供することにより、KDDIが、システム構築・設計や監視、保守等をお客さまに代わって行うことができ、より幅広い法人のお客さまに、「KDDI クラウドサーバサービス」をご利用いただけるようになります。
KDDIは、今後も「KDDI クラウドサーバサービス」の更なる拡充により、お客さまのビジネスをサポートしていきます。
「KDDI クラウドサーバサービス 仮想SYSタイプ システムメニュー」の詳細は別紙をご参照ください。