~あふれ出す、光と音楽。携帯電話がある空間そのものをデザインしました。
目指したのは、ひとつの「風景」。時間、光、音、匂いや気配まで…日常の情緒や情景そのものをデザインの対象とし、「夕焼け」や「霧」と同じように、現象や「ありさま」として人の感情や環境に美しく作用していく携帯電話を目指しました。
「LIGHT POOL」は、トラス状の構造と面で構成された独特のフォルムを身にまとっています。建築のフレームと窓のようにも見えるこの新しい構成は、これまでの携帯電話にはなかった、美しいリズム感と視覚的な心地よさを与え、多彩な表情を持つ有機的なプロダクトとしての姿を叶えました。
表面を覆う三角形の窓には22個の高輝度LEDが配置され、音楽のリズムと融合しながら美しい情景をつくり出します。光と音楽の制作・ディレクションは、映像作家であり音楽家の高木正勝氏が手がけました。
「LIGHT POOL」は約100パターンの光のバリエーションで空間を美しく包み込みます。
8メガカメラを搭載し、国際ローミングサービス「グローバルパスポートCDMA/GSM」に対応するなど、機能面も充実しています。
基本スペック | |
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商品名 | LIGHT POOL |
サイズ | 約110×50×17.8mm |
重量 | 約132g |
連続通話/待受時間 | 約220分/約290時間 |
メインディスプレイ | 約3.2インチ フルワイドVGA TFT液晶 |
カメラ | 有効画素数約808万画素/CMOS/ オートフォーカス/手ブレ補正モード |
外部メモリ | microSD™/microSDHC™メモリカード (最大16GBまで) |
カラー | WHITE、PINK、BLACK |
対応サービス・機能 |
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携帯電話の置かれている情景や、光の演出そのものをディスプレイする、という発想から、あえて「シンプルさ」を追及した卓上ホルダ。
(1) LIGHT POOL専用アイテム
〈LIGHT POOL JACKET (ライトプール ジャケット)〉
ブレスエアー®という「クッション材」に使われる特殊な素材を携帯電話ケースとして使用。光の輪郭をぼかすことで「LIGHT POOL」のイルミネーションを魅力的に演出。
〈LIGHT POOL FILM (ライトプール フィルム)〉
「LIGHT POOL」の三角の窓に貼り、光を拡散させるなど、イルミネーションをアレンジするシール。柔らかな光をかもし出す「和紙」と落ち着いた光を放つ「スモーク」の2種類。
(2) その他のアイテム
〈Biscuitta (ビスケッタ)〉
ビスケット型のACアダプター携帯ケース。携帯する際に絡んでしまうACコードをビスケットのクリームに見立ててすっきりかわいく収納できます。
〈CLIPCAR (クリップカー)〉
クルマ型の多機能ストラップ。移動中はバッグに取り付けるクリップとして。仕事中はマナーモード時のバイブレーションを軽減するクッションとして。「ワンセグ」視聴時は携帯電話を置く台として。様々なシーンで活躍するストラップです。
〈CORD ROUTER (コード ルーター)〉
ACアダプターのコードホルダー。使用していない時に垂れ下がるACコードに居場所を与え、インテリアとして楽しむアイテム。
〈PHONECAGE (フォンケージ)〉
バッグに取り付ける携帯電話ケース。バッグの中で迷子になりがちな携帯電話をしっかりホールド。外からみるとクリップが素敵なアクセントに。
「iida」のArt Editionsは、世界に影響を与える現代アーティストとのコラボレーションにより、ケータイをアート作品へと一変させることで、人とケータイとの関係性を問いかけるプロジェクトです。常に共にあるケータイをアート作品の域へと高め、より多くの人とアートの素晴らしさを共有できる場を創り上げていきます。
前衛芸術家・草間彌生氏による第1弾に続き、今回Art Editionsを手がけたのは、彫刻家・名和晃平氏、そしてフラワーアーティスト・東信氏です。「LIGHT POOL」のプロダクトデザイナー・坪井浩尚氏、映像作家/音楽家・高木正勝氏と同じく、ポケベルからPHSそしてケータイへと乗りかえながら新しいコミュニケーションスタイルを築き、先導してきた世代のアーティストが手がけた作品が誕生しました。
(1) PixCell via PRISMOID (ピクセル ビア プリズモイド)
世界中を日々飛び交う「情報」。それらを選択し、取り込むメディウムとしての「セル (Cell)」。
iidaモデル「PRISMOIDO」を次々と通過する「セル」は、感覚やリアリティを宿して増幅する。
透明の球体で覆われたモニターでは、「セル」の生成と消滅を描いたアニメーションが流れる。
名和氏の代表的な表現手法である、無数の透明な球体 (Cell) を使った「BEADS」シリーズ。今回名和氏がつくりあげたのは、「PRISMOID」を取り巻く無数の情報を視覚化した作品。世界中を飛び交う情報は、メディウムとしてのセルに取り込まれ、次々に「PRISMOID」を通り抜けます。表面に付着したセルは、その現象を可視化したもの。
中に閉じ込められた「情報」は、それぞれが独特の光を放ち、響き合うことで不思議な感覚の美しさをかたちづくっています。感覚やリアリティを宿して、さらに増幅していくセル。普段、私たちの目には決して見えない「現象」が、そのままカタチとなって現れたこの作品は、強烈なインパクトを残しながらも、どこか懐かしさのような情感を漂わせています。デジタル情報として携帯電話に取り込まれたエレメントは、透明の球体で覆われたモニターを通して再びアナログの世界へと引き戻されていきます。現象をコントロールすることで、かつて存在しなかったカタチを生み出した名和氏のダイナミズム。
本来、少しの余地もなく完結されたアート作品。しかし、本作品はユーザー自身の手により情報を取り込むことによって、アート作品に関与出来るという革新的なプロジェクトに至りました。
(2) BOTANICA (ボタニカ)
日常にグリーンを感じることはたやすくなく、
私たちが求めていることはグリーンの存在を身近に感じることではないでしょうか?
「いつも持ち歩くケータイと植物を組み合わせる」という新しいアプローチのもと
植物と共にあるライフスタイルを提案します。
目まぐるしく変化をつづける日常の中で、私たちが無意識に、そして最も切実に求めているのは、植物の存在かもしれません。かと言って、生きている植物だけが植物を感じるツールではありません。携帯電話そのものが、植物を感じ、愛することができるツールになれたら。そんな考えから生まれたこの作品は、精密につくられた40種類の植物のパーツを、携帯電話とベース (置き台) に「植える」ことができます。エキゾチックをテーマに、ラフレシアといった珍しい花から、バオバブ、ゴヨウマツ、ヤマザクラまで。東信氏が植え付けることで、植物の美しさと強さをもつ、一つの作品が完成しました。
「BOTANICA」は無限の可能性を秘めています。持つ人自身が、あらゆる植物のパーツを自分の手で植え込みながら、まるで植物図鑑を眺めるかのように世界中に生息する植物と触れあったり、携帯電話に搭載された植物図鑑アプリで、植物をより知ることができるでしょう。また、季節ごとや、母の日、クリスマスといったイベントに合わせた様々なフラワーパックをお客さまにお届けできれば、「BOTANICA」の楽しみ方はさらに広がります。
毎日持ち歩き、使う携帯電話から、植物への関心が高まり、人々の心に植物が植え付けられる。それがやがて、環境に対する意識へとつながっていく。そんなエコロジーなサイクルを叶える力を、この作品は秘めているかもしれません。
〈使用植物一覧〉
ヒスイカズラ、バナナ、アナナス、ハエトリグサ、ウォレマイ・パイン、ブッシュカン、ヘリコニア・ロストラータ、コウモリラン、コチョウラン、ゴヨウマツ、アリストロキア・ギガンテア、テングタケ、キングプロテア、ヒョウタン、メディニラ・マグニフィカ、プヤ・ライモンディ、スマトラオオコンニャク、オオオニバス、キソウテンガイ、キンシャチ、ゼンマイ、グリーンネックレス、ラフレシア、アマリリス (球根)、ネペンテス・コッキネア、ヒカリゴケ、タビビトノキ、パフィオペディルム・スクハクリー、バオバブ、アガベ・アテヌアータ、トケイソウ、キセログラフィカ、アイスランドポピー (実)、ヤマザクラ、サラセニア、オニユリ、グンネラ・マニカタ、金明竹、芝、アンスリウム