「KDDI コールセンター ASPサービス」の提供開始について〈別紙〉

●1. サービス概要

「KDDI コールセンター ASPサービス」は、スピーディーにお客さま問い合わせ窓口を設置したい法人のお客さま、およびコールセンターを運営するテレマーケティング会社向けに、コールセンター業務に必要な様々な機能とエンドユーザのお客さまからの問い合わせ先となる電話回線をセットで提供するASPサービスです。お客さまは、当社設備とお客さまの拠点を結ぶ回線とPC、オペレータ用ヘッドセットなどをご準備いただくだけで、低コストかつ短期間にコールセンターを構築いただけます。
さらに、お客さまのご要望に応じて、本サービスに加えて、PCなどの機器レンタルのほか、テレマーケティング会社と協力してコールセンターのオペレータの確保や運営管理業務などにも対応し、お客さまのコールセンター業務をトータルでサポートします。

●2. 機能

(1) 基本サービス
コールセンター業務に必要な以下の機能、およびエンドユーザのお客さまからの問い合わせ先となる電話回線 (注1) をセットでご提供します。

1) ACD (Automatic Call Distribution: 自動呼配分) 機能
コールセンターへの着信を、あらかじめ決められたルールに従ってオペレータに振り分けます。

2) スーパーバイザ機能
管理者 (スーパーバイザ) がオペレータの業務を管理するための機能として、レポート参照、通話モニタリングなどが可能です。標準で管理者1名分のライセンスが利用でき、ご要望に応じてライセンスを追加することも可能です。

3) レポート機能
受付件数やオペレータステータスなど、使用状況に関するレポートをリアルタイムでご提供します。レポートは、スーパーバイザ機能でご確認いただけるほか、CSV形式でダウンロードも可能です (注2)。

  • 注1) 連絡先電話番号として、標準で1番号が割り当てられます。
  • 注2) CSVでダウンロード可能な内容は、統計データのみとなります。

(2) オプションサービス

1) 自動音声応答機能
コールセンターへの接続前に、エンドユーザのお客さまに音声メッセージで受付先を案内し、適切なオペレータに接続する機能です。また、コールセンター受付時間外の音声案内にもご利用いただけ、音声メッセージはお客さまで設定することも可能です。

2) アプリケーション連携機能
コールセンターシステムとお客さまのアプリケーションを連携させ、コールセンター業務をさらに効率的にご利用いただける機能です (注3)。例えば、顧客関係管理 (CRM) (注4) システムと連携させることで、着信と同時にオペレータが顧客情報および要件を確認できます。

  • 注3) アプリケーションによっては連携できない場合や連携可能な範囲が制限される場合があります。
  • 注4) CRM (Customer Relationship Management) : 情報システムを活用して、企業が顧客との関係を構築する経営手法のこと。

●3. 料金

「KDDI コールセンター ASPサービス」では、ご利用期間に応じて、6ヶ月以上ご利用の場合にお得な「長期利用タイプ」(注5)、および1ヶ月などの短期利用に最適な「短期利用タイプ」をご用意しています (注6)。
それぞれの利用期間タイプ毎に、同時に利用できるオペレータID数に応じて課金する「同時ログイン課金」、または登録するオペレータID数に応じて課金する「オペレータID課金」をお選びいただけます。
なお、「KDDI コールセンター ASPサービス」のご利用料金の詳細については、当社営業担当者にお問い合わせ下さい。

  • 注5) 「長期利用タイプ」の最低利用期間は6ヶ月となります。
  • 注6) 「長期利用タイプ」、「短期利用タイプ」ともに、日割り料金は適用されません。

●4. 提供開始日

2010年7月30日 (金)

●5. サービスイメージ図

図: サービスイメージ図

  • ※ 「KDDI コールセンター ASPサービス」を提供する当社データセンターとお客さまの拠点を結ぶ回線として、「KDDI Wide Area Virtual Switch」や「KDDI 光ダイレクト」が利用可能です。
  • ※ ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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