2011年6月20日
KDDIは2011年6月17日、The CDMA Development Group (以下CDG) がCDMA2000の展開や進展に優れた成果を挙げた企業や個人を対象に行う「CDG Industry Achievement Awards」の2011年表彰において、「緊急地震速報」の商用化による社会貢献等が評価され、「Innovation in Wireless Social and Economic Solutions Development」を受賞しました。
同時に、KDDI執行役員技術統括本部 副統括本部長 冲中 秀夫が、長年にわたりCDMA2000方式の成長と進化に貢献した功績が評価され、「Industry Leadership」を受賞したことをお知らせします。
受賞内容は以下のとおりです。
受賞者 | KDDI株式会社 | KDDI株式会社執行役員技術統括本部 副統括本部長 冲中 秀夫 |
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受賞タイトル | CDG Industry Achievement Awards Innovation in Wireless Social and Economic Solutions Development |
CDG Industry Achievement Awards Industry Leadership |
受賞条件 | CDMA2000を活用して、人々・コミュニティ・特定のセグメントの社会的・経済的な幸福度の向上に貢献した企業に贈られる。 | CDMA2000を採用した業界において、卓越したリーダーシップを発揮し、CDMA2000方式の成長と進化に貢献した個人に対して贈られる。 |
受賞理由 | 2008年に提供を開始した「緊急地震速報」は、CDMAシステムのBroadcast SMSを活用して地震の緊急警報を配信するサービス。その効果を正確に測ることはできないものの、東日本大震災において多くの人々の命を救うことに役立った。 | CDMA方式の国際標準化を推進した。1998年の3GPP2設立準備から参加し、TSG-Sの初代議長、のちに運営委員会議長として運営に貢献した。また、CDGのボードメンバーも長年務め、CDMA2000のビジネス面および技術面双方での優位性を多くの会合やイベントで広めてきた。 |
The CDMA Development Groupは、CDMA2000の開発、実用化、利用を促進する国際的な業界団体です。CDGのメンバー企業には、世界をリードするサービス提供者や機器メーカーが含まれます。CDGの主要な活動は、高度な機能やサービスの開発、標準規格の高度化推進、技術面での教育、広報、規制への対応、国際ローミング、端末の普及などです。現在、CDGが主導する諸活動に対し、500名以上が活動しています。