No. 2011-247
2011年9月15日
KDDIは、中国最大の移動体通信事業者であるChina Mobile Communications Corporation (以下、チャイナモバイル) が提供するAndroid™搭載デバイス向けマーケットプレイス「モバイルマーケット」内でアプリケーション配信事業を開始することについて、チャイナモバイルの子会社で、「モバイルマーケット」を運営するChina Mobile Group Guangdong Company Limited (以下、広東移動通信) との間で合意しました。
広東移動通信は、KDDIが提供するAndroid™アプリケーションを集めた専用カテゴリを「モバイル マーケット」内に新設し、チャイナモバイルのユーザに向けて、日本発の優良なアプリケーションを配信します。
第1弾として、2011年9月下旬以降、KDDIおよび株式会社アクロディア、株式会社サイバード、株式会社ジーツーコミックス、株式会社ジー・モード、日本エンタープライズ株式会社が提供する計22種類のAndroid™アプリケーションの配信を開始し、今後も順次アプリケーションを追加します。
本取り組みは、KDDIグループのDMXテクノロジーズ・グループの技術サポートにより、中国の大手アプリケーションプロバイダである東虹移動傳媒技術有限公司を通じて、広東移動通信との間で中国国内におけるアプリケーション配信基盤を構築することで実現しています。事業者課金による回収代行スキームを備えるなど、日本のコンテンツ事業者が安心して中国市場に参入できる環境を整備しており、今後は、中国の新しいアプリケーションを日本国内に配信することも検討します。
KDDIは、既に株式会社アクロディアと共同で、韓国サムスン電子が世界で展開するマーケットプレイス「Samsung Apps」へのアプリケーション配信事業を手掛けていますが、今後も、魅力的なアプリケーションを開発・提供するコンテンツ事業者のグローバル進出を支援するとともに、スマートデバイスにおけるアプリケーション市場の活性化を図っていきます。