No.2012-188
2012年6月22日
KDDIは、東日本大震災の被災地の復興に向けた取り組みをさらに強化し、東北3県の本格的な街づくり活動を支援するため、2012年7月1日、「復興支援室」を立ち上げます。
東日本大震災では、震災直後から車載型基地局を派遣するなど通信サービスの早期復旧に取り組み、その後も避難所・仮設住宅等の生活圏におけるauエリア対策を継続するなど、通信事業者の責務として被災地の復旧・復興を支援してきました。その他、宮城県石巻市における受験生支援、「au 仙台契約センター」の設立を通じた新たな雇用の創出など、さまざまな面で復興支援を行っています。
さらに震災の教訓を活かして、衛星を活用した通信設備の増強をはじめとする震災に強い通信ネットワーク作りや、お客さまに安心・安全をお届けする「緊急速報メール」や「災害用音声お届けサービス」等の災害時支援サービスの充実を図っています。
「復興支援室」は、復興支援活動の一層の強化に向け、これまで社内各部門で個別に実施してきた復興支援活動を統括する社長直轄の組織として、全社的な復興支援活動を展開することとし、東北の復興に熱意を持って取り組む東北出身者を中心に構成します。
これにより、被災地の医療、教育、防災、生活支援といったさまざまなご要望に対し、KDDIが持つ豊富なICT利活用の経験・ノウハウを提供しながら、自治体や地域のみなさまと協力して被災地の今後の街づくり活動に積極的に参画していきます。
「復興支援室」の概要は以下のとおりです。
・被災地における社会貢献活動の展開
・全社的な被災地支援活動の統括
宮城県仙台市
阿部 博則
・ICT利活用の経験・ノウハウを活かした被災地の街づくり活動への参画
・KDDIグループとして一貫した被災地支援活動の強化
2012年7月1日