ブランド管理
KDDIのブランドメッセージ
KDDIでは、“お客さま・社会にとってどのような存在になりたいか”を「Tomorrow, Together」というブランドメッセージとして定義し、つなぐチカラの進化で、お客さまやパートナー、社会とともに、未来へ向かって持続的に発展・成長していくという思いを表現しています。
コンシューマ事業ブランドでは、「au」は「おもしろいほうの未来へ。」、「UQ mobile」は「シンプルを、みんなに。」、「povo」は「君にピッタリの自由へ、一緒に。」というブランドスローガンを掲げ、個人のお客さま向けサービスとして、ブランドごとの特長を生かしたマルチブランド戦略を展開しています。継続してお客さまに選んでいただき、寄り添える存在になるという思いを込めています。
法人事業においては、国内・海外含めた法人事業ブランド「KDDI BUSINESS」を新設。さらに、新たなビジネスプラットフォーム「WAKONX(ワコンクロス)」を立ち上げ、事業領域とお客さま接点を拡大していきます。
また、KDDIは「お客さま体験価値」の向上を全社で推進しています。従業員がブランドを正しく理解し、お客さまに一貫したブランドイメージを提供していくために、au V.I.(ビジュアルアイデンティティ)を改訂し、お客さま接点でのブランドマネジメントを強化しています。
目指す姿の確立に向けた活動方針
KDDIは、ブランドメッセージを実現するための会社像として、「お客さまに一番身近に感じてもらえる会社」「ワクワクを提案し続ける会社」「社会の持続的な成長に貢献する会社」を目指す姿とし、あらゆる接点を通じてお客さまを理解し、最適なタイミングで最適なサービスをご提案の上でお届けしたいと考えます。
KDDIの取り組むコミュニケーション活動も、上記方針を具現化する活動の一環として強く推進していきます。
広告制作における考え方
KDDIの広告は、お客さまの満足度向上に貢献することを前提に制作しており、決してお客さまの自主的かつ合理的な選択を不当な誘引で阻害することのないよう、「不当景品類及び不当表示防止法」および「電気通信サービスの広告表示に関する自主基準及びガイドライン」の規定・内容に基づいています。
広告の制作にあたっては、広告の目的や製品・サービスの内容について詳細な情報共有を行った上で、各部門でそれぞれ検査を行います。検査後、審査部門による最終審査を行い、合格しなければ広告を表示しないことをルールとして、2013年より運用しています。使用する媒体は、お客さまとのコミュニケーション上で、有効なタッチポイント(接点)になりうるものを費用対効果も重視しながら選定しています。
2023年度違反事例
マーケティング・コミュニケーションに関する法令(景品表示法)違反はありませんでした。
推進体制
ブランド・コミュニケーション活動
KDDIブランドでは、2022年12月より、「KDDI VISION 2030」実現に向けた取り組みを、TVCMやオウンドメディア「KDDIトビラ」で展開。様々なお客さま接点を通じて、KDDIへの共感や期待のパーセプションを強化しています。
auブランドにおいては、TVCM三太郎シリーズを2015年1月より、意識高すぎ高杉くんシリーズを2018年1月より展開していますが、auのブランドメッセージ「おもしろいほうの未来へ。」のブランドイメージ浸透に向けて、引き続き両シリーズを展開し、さらなる好感度の向上を目指しています。
UQ mobileブランドにおいても、2021年9月より、新たにUQUEENシリーズを開始し、ブランドメッセージ「シンプルを、みんなに。」の浸透、および好意度の向上を図っています。
協賛
ブランド価値向上の取り組みの一つとして、スポーツ競技や団体、および社会文化事業に協賛しています。通信やテクノロジーを活用した新しい観戦体験の提供や社会貢献活動など、日常で実感できる新たな価値を創造し、お客さまにワクワクを提案し続けたいと考えています。
サッカー | SAMURAI BLUE、なでしこジャパンなどのサッカー日本代表のメジャーパートナー、Jリーグ「京都サンガF.C.」のスポンサーとして、サッカーを応援しています |
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モータースポーツ | 国内最大のGTレース「SUPER GT」における「TGR TEAM au TOM'S」、「TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ」および「TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup」のスポンサーとして、モータースポーツを応援しています |
eスポーツ | 世界的にも人気が高まっているeスポーツを牽引するプロチーム「DetonatioN FocusMe」のスポンサーとして、日本のeスポーツの普及を応援しています |
2025年大阪・関西万博 | 大阪・関西万博「フューチャーライフ万博・未来の都市」のプラチナパートナーとして「Society 5.0と未来の都市」をテーマに日立製作所と共同展示を行います。本展示では、「KDDI VISION 2030」で掲げる「誰もが思いを実現する社会」を実現します。 |
GINZA 456 Created by KDDI
2020年9月より、KDDIブランドの取り組みを体感できるコンセプトショップを展開しています。
1階・地下1階では「未来社会を想像・体験できる施設」をコンセプトに、KDDIが提供する先端テクノロジーに関連した未来の体験を提供しています。また、2階ではau/UQ mobileの最新ラインアップの展示や、商品購入に関するご相談やご契約、アフターサービスの手続が可能です。
GINZA 456 Created by KDDIでの取り組みを通じ、お客さまに「Tomorrow, Together」「おもしろいほうの未来」を感じていただける体験を提供していきます。
おもいでケータイ再起動
KDDIでは、電源の入らなくなった古いケータイを専用機器を使って再起動し、写真やメールなどの大切な思い出を復活するイベント「おもいでケータイ再起動」を2016年から実施しています。参加無料で、au以外のケータイでもご対応します。思い出の写真はプリントアウトして差し上げております。これまで、さまざなまパートナー様との共催や、全国のKDDI直営店や各地イベント会場などで開催し、20,000名以上のお客さまに体験いただいています。(2024年12月時点)