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『キッザニアマイスターフェスティバル in 三条』参加レポート
はじめに
新潟県三条市の「キッザニアマイスターフェスティバル in 三条」にKDDIはTOYBOX ENTERTAINMENT社 (本社: さいたま市、飯塚裕司社長) と共同で映像配信の支援をさせていただきました。
子供たちが単独で職業・社会体験するのがキッザニアの原則であり、従来から要望はあったそうですが、自分の子供の体験姿を見てみたいという保護者の要望に応えられないという課題を持たれていました。
KDDIは三条市と幅広く各種提案を進めていますが、その中で本課題をお聞きし、ICTの力で現状の課題を解決することをご提案。
KDDIグループでもあるKCJ GROUP社の関係者にも快くご理解いただき、本年度は実験的にプレ映像配信することが、初めて実現しました。
イベントの様子
今年は29コース (当日はコロナ感染の影響で26コース) の中から子供たちが貴重な職業・社会体験ができるイベントとして、キッザニアを全国展開するKCJ GROUP社の監修のもと執り行われました。
市内の全小中学生8,000人を対象にチラシが配布され、応募が約580人、そこから抽選があり、今回は延べ約340人の子供たちが参加の市をあげての人気イベントです。
今回は全コースのうち、ホストを除く2か所の配信が出来ましたので、そのコースの説明をさせていただきます。
おわりに
新潟県のほぼ中央部に位置する人口約9.5万人の町で、隣接の燕市と合わせて日本を代表する金属加工で有名なものづくりの町です。
地元では石を投げれば社長に当たると言われるくらいの中小企業の多い町で、その匠の技も含めた技術の伝承や、事業の承継など町として抱える課題も多くあります。
最近では『SMOUT移住アワード2021 上半期』で1位受賞されたようにものづくり以外のアウトドアなどの面でも町の社会課題解決や活性化にも挑戦されています。
KDDIでは昨年度から三条市との関係構築や接点づくりを開始し、起業・創業の推進や産業のDX化などに取り組み始めたところです。
これからもKDDIの持つICTの知見やノウハウ、人財育成など様々な場面を通して町の地域課題の解決にお役に立てればと考えています。
今回のキッザニア体験の最後には、社長からお給料 (500円相当専用通貨) を報酬としてもらい、それを本部会場内や市内の一部のお店で使うことが可能な仕組みになっています。
普段の学校生活ではできない自分で希望したものづくりをして働く喜びと同時に働いた報酬をもらうという当たり前のことですが、社会に出る前の子供時代に体験できる貴重な場面を目にしました。
自分も忘れかけていましたが、働くことで得られる経験から、これからの日本のものづくりの将来を担う子供たちのキラキラの笑顔を見たような気がしました。
来年度は10周年の記念開催、更にバージョンアップしたワクワクを三条市の子供たちと関係者の皆様と共有出来たらと改めて思いました。
KDDIでは、KDDI VISION 2030として「つなぐチカラ」を進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくるを合言葉に、事業を通じて解決する課題の一つとして地域共創に取り組み続けてまいります。
概要
名称 | キッザニアマイスターフェスティバル in 三条 |
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開催日時 | 2022年8月19日 (金) ~8月20日 (土) |
会場 | 新潟県三条市: 三条ものづくり学校 (本部: メイン会場) |
主催・運営 | 「キッザニアマイスターフェスティバル in 三条」実行委員会 |
事務局 | 三条市経済部商工課 |