長野市とKDDI、カワウ被害の把握を目的としたIoTカメラの実証実験を開始
KDDI株式会社
2019年10月2日
長野県長野市 (市長: 加藤 久雄) とKDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 髙橋 誠、以下 KDDI) は、内水面の漁業被害をもたらしているカワウの飛来数を把握するため、IoTカメラを用いた実証実験 (以下 本実証) を開始します。
長野市では、カワウの飛来数が増加しており、それによる川魚の漁獲被害が懸念されています。そこで、被害状況を把握するためにカワウ飛来数調査を本年度より開始しています。KDDIは、その調査における負担軽減と情報共有を目的として、IoTカメラを市内5か所へ設置します。本実証で用いるIoTカメラは、電源工事やネットワーク工事を必要とせず、乾電池のみで動作することから簡易に設置することが可能で、さまざまな用途での活用が期待されます。
本実証実験は、長野市とKDDIが、2019年1月7日に地域活性化を目的とした連携に関する協定を締結した取り組みの一環です。
今後も長野市とKDDIは相互連携と協働による活動を推進し、ICTの現場での展開などを通じて地域の活性化を図っていきます。