鹿児島県に"キッザニア"が初上陸!「アウト オブ キッザニア」を薩摩川内市で開催
~KDDIは5Gの活用を想定した無人建機の遠隔操作による未来の災害復旧の仕事体験を提供~
鹿児島県薩摩川内市
株式会社薩摩川内市観光物産協会
KCJ GROUP株式会社
KDDI株式会社
2019年10月9日
株式会社薩摩川内市観光物産協会 (本社: 鹿児島県薩摩川内市、代表取締役社長: 井龍 大、以下 薩摩川内市観光物産協会) と鹿児島県薩摩川内市 (市長: 岩切 秀雄、以下 薩摩川内市) は、こどもの職業・社会体験施設「キッザニア (KidZania)」の企画・運営を行うKCJ GROUP株式会社 (本店: 東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO: 住谷 栄之資、以下 KCJ GROUP) の監修のもと、キッザニアの街を飛び出して、よりリアルな体験を追求したプログラム「Out of KidZania きゃんぱくキッズ inさつませんだい」(以下 本イベント) を2019年11月30日から2019年12月1日の期間中、開催します。
また、本イベントにおいて、KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 髙橋 誠、以下 KDDI) は、第5世代移動通信システム「5G」(以下 5G) の活用を想定して未来の災害復旧の仕事を知ることができるプログラムを提供します。
薩摩川内市と薩摩川内市観光物産協会、KDDIの3者は、こども達が楽しみながら働くことの意味や社会のしくみを理解する場を提供することを目的とした包括協定 (以下 本協定) を2019年1月10日に締結しており、本イベントの開催およびKDDIのプログラム提供は、本協定の取り組みの一環として実施します。
本イベントでは、「しんこだんご屋の仕事」や「高速船甑島の仕事」、「紙づくりの仕事」などの薩摩川内市ならではの仕事に加え、消防士、銀行員、プログラマーといったこども達にとって身近な仕事など、29種類の体験プログラムを提供します。また、未来の災害復旧の仕事を知ることができるプログラムでは、こども達が5Gを活用して無人建機を遠隔操作で動かす遠隔建機操縦士として、瓦礫の撤去や地盤整理の仕事を体験することができます。さらに、薩摩川内市エリアにゆかりのある企業を中心に、市外企業で「キャビンアテンダントの仕事」「ニュース番組制作の仕事」などの職業も薩摩川内市に「出張」し、プログラムを提供します。
なお、本イベントはKCJ GROUPとKDDIが構築している包括的パートナーシップの中の「キッザニアプログラムの地方展開を通じた地域の発展に貢献」に該当します。5G、IoTなど先端技術と一次産業などの融合をテーマにしたエデュテインメントの場を提供します。
薩摩川内市、薩摩川内市観光物産協会、KDDIは今後も持続可能な社会の実現、それを支えるこども達の豊な未来の創造をコンセプトにさまざまな体験価値を共創していきます。
詳細は別紙をご参照ください。
<別紙>
■「Out of KidZania きゃんぱくキッズinさつませんだい」について
1. イベント概要
2. KDDIのプログラム概要
概要 | 5G環境を想定し、人が立ち入れない災害現場においても、建機の遠隔操作による安全・迅速な復旧作業の仕事をしていただけます。 |
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目的 |
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ミッション | ジオラマで再現されている、災害現場で道路をふさいでいる瓦礫を遠隔操作室から建機で移動させる。 |
■各者の役割
1. 薩摩川内市観光物産協会
「Out of KidZania きゃんぱくキッズ inさつませんだい」の主催
2. 薩摩川内市
「Out of KidZania きゃんぱくキッズ inさつませんだい」の共催
3. KCJ GROUP
「Out of KidZania きゃんぱくキッズ inさつませんだい」の監修
4. KDDI
「未来の災害復旧の仕事~無人建機の遠隔操作~」未来体験プログラムの提供
■キッザニアについて
キッザニアは、3歳から15歳までのこども達が職業体験を通して社会の仕組みを学ぶことができる"こどもが主役の街"。施設内は、現実社会の約2/3サイズの街並みに、実在する企業が出展する約60のパビリオンが建ち並び、約100種類の仕事やサービスを本格的に体験できます。キッザニアのコンセプトは、「エデュケーション (学び)」と「エンターテインメント (楽しさ)」を合わせた『エデュテインメント』。こども達は好きな仕事にチャレンジするとともに、専用通貨「キッゾ」を稼ぐ、貯める、使うといった経済活動も能動的に行っています。これらの体験には、高い教育的要素も期待されており、学校の課外授業としても多く活用されています。
■Out of KidZania (アウト オブ キッザニア) について
「Out of KidZania」は、こども達がキッザニアの中で通常体験している仕事から更に一歩踏み込んで、実社会の仕事を体験したり、そこで働く人達のインタビューを行ったりするプログラムです。これまでにもその地域ならではの職業や、漁業・林業体験など、多くのこども達が様々な仕事を体験しています。このような体験を通して、こども達が"働くこと"について様々な発見をし、好奇心・探究心を沸き立たせ、実社会でも社会を楽しく学ぶことにより、こども達の世界がより一層広がることを目指しています。
■きゃんぱくキッズについて
鹿児島県薩摩川内市でのさまざまな「体験」「ワークショップ」のプログラムをみなさまに提案している『きゃんぱく』を子供の体験向けにアレンジし「きゃんぱくキッズ」として提供します。『きゃんぱく』とは、鹿児島弁で「いらっしゃいませ」という意味の「きやんせ」と「博覧会」を足した「薩摩川内スピリッツ・きやんせ博覧会」の愛称です。