世界初、スキー場に"期間限定キッザニア"が出現!「アウト オブ キッザニア」を3月21日から長野県白馬村で開催
~KDDIはドーム型VRスペースなど先端技術による南極研究所ブースを提供~
一般社団法人白馬村観光局
KCJ GROUP株式会社
KDDI株式会社
2020年2月10日
一般社団法人白馬村観光局 (所在地: 長野県北安曇郡白馬村、代表: 下川 正剛、以下 白馬村観光局) は、こどもの職業・社会体験施設「キッザニア (KidZania)」の企画・運営を行うKCJ GROUP株式会社 (本店: 東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO: 住谷 栄之資、以下 KCJ GROUP) の監修のもと、2020年3月21日から2020年3月22日の期間中、キッザニアの街を飛び出して、よりリアルな体験を追求するプログラム「Out of KidZania in 白馬村」(以下 本イベント) を開催します。
北アルプスの麓に広がる「HAKUBA VALLEY」は、長野県の10のスキー場で構成され、国内外から年間150万人以上が訪れる国内最大級のスノーリゾートです。そのなかの一つ、白馬村の五竜エリアで、世界初 (注) となるスキー場での「キッザニア」を開催します。
本イベントでは、圧雪車でゲレンデを滑りやすく整える仕事や、ゲレンデで怪我などの事故対応や安全管理に務めるパトロール業務、リフト乗り場の運営など、スキー場ならではの体験を用意します。また、飲食店でのデザート作りや宿泊施設の接客業務、観光地として国内外から注目されている白馬村の魅力をウェブやSNSを使って発信する業務などの体験も提供します。こども達は、常設の「キッザニア東京」(東京都江東区)、「キッザニア甲子園」(兵庫県西宮市) にはない、本イベントならではの23種類のプログラムを体験できます。
なお、KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 髙橋 誠、以下 KDDI) は、本イベントにおいて南極・昭和基地のレドームに見立てたドーム型シアターを活用し、生物学者の仕事を提供します。こども達は南極地域観測隊の一員となり、生物学者として南極について学び、ペンギンの個体数の観測をします。VRなどの先端技術を組み合わせたアクティビティを通じ、マイナス40度にもなる厳しい世界で自然現象の調査や研究を続ける南極地域観測隊越冬隊の仕事を体験することで、南極や地球環境のこれからについて学ぶことができます。
また、2020年3月21日には、南極・昭和基地と白馬村間で中継を繋ぎ、南極地域観測隊の生活の様子や、暮らしを支えるさまざまな仕事をリアルタイムで紹介するプログラム (主催: 国立極地研究所、朝日新聞社) も実施します。
<南極研究所ブースのイメージ>
KDDIは、長野県白馬村 (長野県北安曇郡、村長: 下川 正剛、以下 白馬村) と双方の資源を有効に活用することにより、白馬村の地域活性化を図ることを目的とした連携協定を2018年12月21日に締結しています。これまでにKDDIと白馬村は、訪日外国人を含めた観光客向けアプリ「HAKUBA VALLEY」の提供や、第5世代移動通信システム「5G」を活用した除雪車支援の実証実験、ドローンを活用したフリーライドスキー・スノーボード世界選手権「Freeride World Tour Hakuba Japan 2020」の中継など、さまざまな取り組みを実施しています。本イベントの開催およびKDDIのプログラム提供も、本協定の一環として実施します。
白馬村観光局、KCJ GROUP、KDDIの三者は今後も持続可能な社会の実現、それを支えるこども達の豊かな未来の創造をコンセプトにさまざまな体験価値を提供します。
詳細は別紙をご参照ください。
<別紙>
■「Out of KidZania in白馬村」について
1. イベント概要
2. KDDIブースについて
概要 | 南極の様子を直接ドーム型シアターで見ることができます。 タブレットを使って南極に生息するペンギンの個体数観測を体験し、生物学者として南極や観測隊の仕事について学ぶことができます。 |
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目的 | マイナス40度にもなる厳しい世界で自然現象の調査や研究を続ける南極地域観測隊。 普段、目にすることのない極地の仕事を知り、研究活動の意義や地球環境の未来について楽しみながら学ぶ機会を提供します。 |
ミッション | 360°VR映像で南極に生息するペンギンの個体数を観測 |
■各者の役割
1. 白馬村観光局
本イベントの主催
2. KCJ GROUP
本イベントの監修
3. KDDI
南極研究所ブースの提供
■キッザニアについて
1999年にメキシコで誕生して以来、21か国28か所で展開されている「キッザニア」は、こども達が職業体験を通して社会の仕組みを学ぶことができる"こどもが主役の街"。施設内は、現実社会の約2/3サイズの街並みに、実在する企業が出展する約60のパビリオンが建ち並び、約100種類の仕事やサービスを本格的に体験できます。キッザニアのコンセプトは、「エデュケーション (学び)」と「エンターテインメント (楽しさ)」を合わせた『エデュテインメント』。こども達は好きな仕事にチャレンジするとともに、専用通貨「キッゾ」を稼ぐ、貯める、使うといった経済活動も能動的に行っています。これらの体験には、高い教育的要素も期待されており、学校の課外授業としても多く活用されています。
■Out of KidZania (アウト オブ キッザニア) について
「Out of KidZania」は、こども達がキッザニアの中で通常体験している仕事からさらに一歩踏み込んで、実社会の仕事を体験したり、そこで働く人達のインタビューを行ったりするプログラムです。これまでにもその地域ならではの職業や、漁業・林業体験など、多くのこども達がさまざまな仕事を体験しています。このような体験を通して、こども達が"働くこと"について様々な発見をし、好奇心・探究心を沸き立たせ、実社会でも社会を楽しく学ぶことにより、こども達の世界がより一層広がることを目指しています。
(参考) 国立極地研究所について
1973年に設置された「極地の観測と総合的研究を行う」ことを目的とした大学共同利用機関であり、国内外の研究機関との共同研究や共同観測を通じて全国の大学の研究力強化に資するための研究機関です。南極、北極を中心とした極域はそれ自体がひとつの大きな自然系を構成しています。フィールド観測を基盤に、資・試料の分析、データの解析、モデリングなどを通じ、地球科学、環境科学、生物科学、宇宙・惑星科学などを包含した先進的総合地球システム科学を共同研究として推進しています。また、南極と北極に観測基地を持ち、南極地域観測事業および北極域研究推進プロジェクト (ArCS) の実施中核機関としての役割を担っています。