飯田市とKDDI、ウィズコロナ時代における地域活性化施策として、遠隔の飲食店同士をオンラインでつなぐ「つながるバル」を実施
長野県飯田市
KDDI株式会社
2020年10月8日
長野県飯田市 (市長: 牧野 光朗、以下 飯田市) とKDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 髙橋 誠、以下 KDDI) は、ウィズコロナ時代における地域活性化を目的に、遠隔の飲食店同士をオンラインでつなぐ「つながるバル」(以下 本取り組み) を実施します。本取り組みの第1弾として、11月1日から飯田市で開催する「2020飯田丘フェス月間」で計4回実施し、開催日ごとに異なったコンセプトテーマを設定して、テーマに応じた食材や体験コンテンツを提供します。
なお本取り組みは、飯田市とKDDIが2018年10月24日に締結した地域活性化を目的にした包括協定 (注1) に基づき、共同で取り組んでいる「丘のまちメンバーズ実行委員会」の活動の一環です。
<「つながるバル」イメージ>
飯田市は、毎年開催している「飯田丘のまちフェスティバル」など、飯田市内外の交流の機会を積極的に創出していますが、昨今の新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、同じ空間へ集まることが困難となり、飯田市内外における交流の機会や情報共有の場が減少しています。
本取り組みは、ウィズコロナ時代における地域活性化を目的に、飯田市の食材や飲み物を含む「つながるバル」専用メニューを飯田市と東京のレストランの各店舗で提供します。加えて、各店舗をオンラインで接続することで飯田市ならではの体験コンテンツで参加者同士の交流を深めます。これにより密集を回避しながら、多数の参加者の交流や飲食店の活性化とともに、飯田市のファンの増加を目指します。
さらに、札幌観光バス株式会社 (本社: 北海道札幌市、代表取締役: 福村 泰司) の協力のもと、北海道のオンラインバスツアーと北海道の食材を使用した料理をご用意し、距離を超えた旅行体験を提供します。
また将来的には、より多くの人が参加できる屋外イベントで大容量コンテンツを配信するなど、5Gの活用を視野に入れ、両者でさらなる発展を目指した取り組みを継続していきます。
今後も両者は、5GやXR (注2) など最新技術を活用し、飯田市を訪れたお客さまの満足度向上と再訪促進の取り組みを進めていきます。
詳細は別紙をご参照ください
<別紙>
■つながるバルについて
1. 概要
ウィズコロナ時代における地域活性化を目的に、遠隔の飲食店同士をオンラインでつなぐ取り組みを実施します。第1弾として11月1日から開催する「2020飯田丘フェス月間」において、開催日ごとに異なったコンセプトで、飯田市ならではの食材やコンテンツを提供します。
<「つながるバル」概要>
2. 日時
2020年11月6日、13日、20日、27日 19:00から20:30
3. 会場
東京都内のレストランと飯田市内の以下3店舗にて実施します。
4. 内容
詳細はIIDAブランディングプロジェクト「 IIDA2027.com」へ掲載予定です。
5. 各者の役割
(参考)
■丘のまちメンバーズ実行員会について
「丘のまちメンバーズ実行委員会」は、飯田市とKDDIが飯田市の中心市街地の地域活性化を目指し、2019年11月3日から開始したプロジェクトです。
■飯田丘のまちフェスティバルについて
「飯田丘のまちフェスティバル」は、飯田市の中心市街地を歩行者天国とし、毎年「文化の日」である11月3日に「サブカル・グルメの大祭典」として開催し、2019年までに13回実施しています。新型コロナウイルス感染症拡大の影響から、歩行者天国を伴う第14回目のイベント実施は2021年度に延期し、2020年は「丘フェス月間」として月間を通して商店街の店頭に作品を展示するなど、形式を変更して開催します。また11月3日は、バーチャル空間で実施するオンラインのイベント「オンライン丘フェス」や「オンライン後夜祭」などを実施します。
■飯田市とKDDIの取り組みについて
飯田市とKDDIは、飯田市の人形劇のまちというアイデンティティーを踏まえて両者で掲げた ビジョン「伝統文化と先端技術を融合させたキャラクターとまちの共生」のもと、2018年8月からバーチャルキャラクターによるインバウンド対応 (注3) や自動運転 (注1) による観光案内など、未来型の観光客受け入れ施策を実施しています。
■KDDIの取り組み
KDDIは、これからも事業を通じてさまざまな社会課題の解決に取り組み続けるという決意をこめ、2030年を見据えたKDDIのSDGs「 KDDI Sustainable Action~私たちの『つなぐチカラ』は、未来のためにある~」を策定しました。このたびの取り組みは、「暮らしをつなぐ~地方・都市の持続的発展~」に該当します。