地域のベーカリーと消費者をつなぐプラットフォームを提供するパンフォーユーに出資
KDDI株式会社
2021年4月9日
KDDIは、地方創生を推進する地元企業やベンチャー企業への出資を目的とした「KDDI Regional Initiatives Fund 1号」(運営者: グローバル・ブレイン株式会社、以下 KRIF1号) を通じて、地域のベーカリーと消費者をつなぐプラットフォームを提供する株式会社パンフォーユー (所在地: 群馬県桐生市、代表取締役: 矢野 健太、以下 パンフォーユー) に対し、2021年4月7日に出資しました。
パンフォーユーは「新しいパン経済圏をつくり、地域経済に貢献する」を事業ミッションに掲げ、地域のベーカリーが抱える運営や販路拡大などの課題に対し、DX (デジタルトランスフォーメーション) による解決を行っており、パンフォーユーが有する冷凍技術を活用し地域のベーカリーのパンを個人向けに宅配する「パンスク」サービスを実施しています。
<パンフォーユーについて>
KDDIは「auスマートパスプレミアム」を通じて「パンスク」の販売促進を実施しました。今後も決済やECなどとも連携して販促活動を実施していく予定です。
さらに、より多くのお客さまにパンフォーユーのサービスを体験いただくイベントとして、auショップの店頭でのパン販売イベント (以下 本イベント) の実施を予定しています。
<本イベント詳細>
今後もKDDIは、顧客接点やデジタル領域でのビジネスノウハウなどの多様なアセットをパンフォーユーに提供することを通じて、地域ベーカリーの成長支援や、地域活性化の促進を支援していきます。
(参考)
■パンフォーユー 会社概要
■パンフォーユーの取り組み
パンフォーユーは、全国のベーカリーと個人・法人をつなぎ、パンを「作る人」「売る人」「買う人」三方良しのプラットフォームサービスを提供しています。パンフォーユーの独自の冷凍技術により、冷凍したパンは、焼成のあとに1日常温で置いたパンよりも品質が高いことが一般社団法人日本食品分析センターの検査で実証されており、ベーカリーはパンフォーユーの冷凍技術と店舗の冷凍庫を活用することで、その他の設備投資を一切することなく、地域の商圏に限らず全国に広く自社のパンを届けることが可能となります。
■KDDIの取り組み
KDDIは、これからも事業を通じてさまざまな社会課題の解決に取り組み続けるという決意をこめ、2030年を見据えたKDDIのSDGs「KDDI Sustainable Action~私たちの『つなぐチカラ』は、未来のためにある~」を策定しました。このたびの取り組みは、「暮らしをつなぐ~地方・都市の持続的発展~」に該当します。
<命・暮らし・心をつなぐ「KDDI Sustainable Action」>
■KDDIの地方創生
KDDIは、SDGsの達成に向け、事業を通じて解決する社会課題の一つとして、地方創生および教育事業に取り組んでいます。人財育成、ICTを活かしたビジネスの知見やファンドを軸にした地域企業のサポートに加え、教育における地域格差を解消するための環境整備もあわせて推進していきます。地域や企業とのパートナーシップにより、サステナブルなビジネスモデルを構築し、課題を継続的に解決できる「地域の明日」を創っていきます。
<KDDIが目指す地方創生の姿>