KDDI、兵庫県立豊岡高校生徒と地域の魅力を届ける
クラウドファンディング合同企画会を開催
~地域の子どもたちに地元の魅力を知ってもらう活動を支援~
KDDI株式会社
2021年4月28日
KDDIの地域応援コミュニティ「地域サポーター」は、兵庫県立豊岡高等学校 (所在地: 兵庫県豊岡市、校長: 今井 一之、以下 豊岡高校) の生徒が企画した幼児向け絵本出版プロジェクト (以下 本プロジェクト) を支援することを目的として、生徒と「地域サポーター」の対話の場を作り、返礼品やPR方法について検討するクラウドファンディング合同企画会 (以下 本企画会) を2021年4月28日に開催します。
なお、本企画会は、地域活性化を目的とした兵庫県豊岡市との包括協定 (注) に基づく活動です。
■本プロジェクトの概要
豊岡市では、教育の柱の一つとして、ふるさと教育を推進し、小学校3年生から中学校3年生までの7年間、地域の自然、文化、産業などについて学んでいます。高校では各校において、総合学習の時間に地域探求やフィールドワークなども行い、地域を盛り上げるための高校生ならではの発想やアイデアが産まれています。
豊岡高校では、2年生が自分たちの興味関心に基づいて行う探究的な学習の中で、絵本の教育的効果について調べた班がありました。年齢別の絵本の特徴を踏まえ、地元豊岡の様々な魅力を盛り込んだ絵本を作製しました。「ぜひ地域の子どもたちに地元の魅力を知ってもらいたい」との想いから、保育園や幼稚園、小学校に絵本を届けられないかと考えたことから、本プロジェクトが発足しました。
KDDIは、豊岡高校の生徒の取り組みをより多くの方々に届けるため、クラウドファンディングサービスを展開する株式会社CAMPFIRE (本社: 東京都渋谷区、代表取締役社長: 家入 一真、以下 CAMPFIRE) と連携し、クラウドファンディングを企画するための説明会の実施など、支援活動を行います。
■本企画会について
KDDIの「地域サポーター」のメンバーと豊岡高校生徒が参加する本企画会を以下の通り開催します。
1. 場所
兵庫県豊岡市役所 (オンラインで全国の「地域サポーター」と接続します)
2. 日時
2021年4月28日 午後5時45分から午後7時30分予定
3. 内容
- 絵本発案者 (生徒) から絵本の紹介とクラウドファンディングの内容説明
- 豊岡市から地域特徴の紹介
- CAMPFIREからクラウドファンディング返礼品検討のコツについての説明
- 「地域サポーター」と豊岡高校生徒との合同企画検討会
■KDDIとCAMPFIREの取り組み
KDDIとCAMPFIREは共同で、"ワクワクする未来を創る"新しい取り組みを創出・促進することを目的に、クラウドファンディングキュレーションチャンネル (以下 本チャンネル) を開設し、クラウドファンディングを活用した社会課題解決を図る取組みを行っています。本チャンネルは、社会課題の解決を目指す社会貢献部門と、生活に新しい変化を生むチャレンジを応援するエンターテイメント部門により構成されており、社会貢献部門の取り組みとして本プロジェクトの内容も掲載予定です。
https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2019/11/21/4149.html
■「地域サポーター」の取り組み
KDDIは、地域貢献と社員に対するSDGs・地方創生の浸透を目的に、業務外で地域を応援する社内コミュニティ「地域サポーター」を立ち上げました。SNSを活用した地域の情報交換や、地域と接点を持つことができる全体企画を通じ、社員が自律的な関係人口として地域に貢献するためのサポートを行っています。
■KDDIの取り組み
KDDIは、これからも事業を通じてさまざまな社会課題の解決に取り組み続けるという決意をこめ、2030年を見据えたKDDIのSDGs「KDDI Sustainable Action~私たちの『つなぐチカラ』は、未来のためにある~」を策定しました。このたびの取り組みは、「暮らしをつなぐ~地方・都市の持続的発展~、~次世代の育成~」に該当します。
<命・暮らし・心をつなぐ「KDDI Sustainable Action」>
■KDDIの地方創生
KDDIは、SDGsの達成に向け、事業を通じて解決する社会課題の一つとして、地方創生および教育事業に取り組んでいます。人財育成、ICTを活かしたビジネスの知見やファンドを軸にした地域企業のサポートに加え、教育における地域格差を解消するための環境整備もあわせて推進していきます。地域や企業とのパートナーシップにより、サステナブルなビジネスモデルを構築し、課題を継続的に解決できる「地域の明日」を創っていきます。
<KDDIが目指す地方創生の姿>