高田松原津波復興祈念公園内および
その周辺市街地における自動運転サービスの運行開始
陸前高田市
復建調査設計株式会社
一般社団法人陸前高田市観光物産協会
アイサンテクノロジー株式会社
株式会社ティアフォー
損害保険ジャパン株式会社
KDDI株式会社
株式会社スリード
2023年8月17日
復建調査設計株式会社(本社:広島県広島市、代表取締役社長:來山 尚義)、一般社団法人陸前高田市観光物産協会(会長:熊谷 正文)、アイサンテクノロジー株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:加藤 淳)、株式会社ティアフォー(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:加藤 真平)、損害保険ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:白川 儀一)、KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:髙橋 誠)、株式会社スリード(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:根本 喜行)の7者は、岩手県陸前高田市(市長:佐々木 拓)の委託を受け、2023年9月から、高田松原津波復興祈念公園(岩手県陸前高田市)およびその周辺市街地において自動運転走行実証実験(以下 本運行)を開始します。
本運行は、2023年2月から3月に実施(※1)した自動運転走行実証実験のルートに加え、「陸前高田市街地」までルートを拡大し走行します。土日祝日はパークガイドが車両に同乗する便も運行し、点在する東日本大震災に関連する施設を紹介します。従来までの「祈念公園内での観光サービスとしての実装」に加え、「祈念公園内で実証した技術の活用先としてのまちなかでの実装」を行い、両面から今後の課題抽出と受容性の調査を行います。
<自動運転走行ルート>
2022年は高田松原津波復興祈念公園内およびその周辺施設間を連結する移動手段の課題を解決するため、自動運転サービスなどを活用して公園内のガイドサービスを行うパークガイドと連携した新たな移動手段を構築し、地域課題の解決を目指しました。2023年は2022年の成果をさらに深化させ、公園内で実証した結果や活用した技術を市内の生活路線などに展開していくことで、地域コミュニティの形成や地域生活の足の維持確保に向けた検討を進め、2025年度の本格運行開始を目指します。
1. 実証実験の概要
実証地域および運行スケジュール | 岩手県陸前高田市 |
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2023年9月1日(金)から2023年9月30日(土) |
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実証内容 | 「祈念公園内での観光サービスとしての実装」と「祈念公園内で実装した技術の活用先としてのまちなかでの実装」の両面から、今後の課題抽出と受容性の調査 |
特徴 |
- 最終的な実証実験ルートや実施時期は、今後の状況により変更する可能性があります。
2. 事業実施体制
参加予定企業名など | 主な役割 |
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陸前高田市 | 事業主体 |
復建調査設計株式会社 | 事業計画、調整 |
一般社団法人陸前高田市観光物産協会 | パークガイドの派遣、旅パス連携 |
アイサンテクノロジー株式会社 | 自動走行運営主体、高精度3次元地図の作製 |
株式会社ティアフォー | 自動運転OS Autoware(※2)の運用支援 |
損害保険ジャパン株式会社 | 自動運転リスクアセスメント、自動運転専用保険の提供 |
KDDI株式会社 | 通信ネットワークの構築、提供 |
株式会社スリード | 自動運転ドライバーの派遣 |
3. 実証車両
車両 | イメージ | 説明 |
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EVバス (1台) |
自動運転OS Autowareを用い、あらかじめ計測したアイサンテクノロジー株式会社の高精度3次元地図を用いて走行します。 |